このページでは、京都はしもと製陶所が、「高品質な製品を低価格でお客さまにお届けできる」その理由を解説いたします。
窯元直売だから、あなたは「卸売り価格」で購入できる
あなたも、陶器のうつわや茶道がお好きだと思います。ですから、このホームページにおいでくださったのだと思います。
そして、清水焼の抹茶碗やうつわは、「ステキだな」と思いますよね。
「でも、手づくりの清水焼の抹茶碗や食器は、値段が高くてとても手がでない・・・・・・」
「京都はしもと製陶所」のホームページは、そのような”あなたの思い”をカタチにするための窯元から直売の通販サイトです。
このサイトでは、清水焼の「茶道具やうつわ」を私の工房から直売をしております。
「高品質でも低価格で、職人の手づくりの清水焼の製品をお客さまにお届けしたい」と思ったからです。
じつは、陶器の業界では、私たち製造元での販売価格から「3倍の値段」になって商品がお店にならびます。
商品の価格の金額の配分は、次のようになっています。
・販売価格の約30%が小売店に入る
・販売価格の約30%が中間業者の手数料
・販売価格の約30%が製造元に入る
たとえば、陶器の販売価格が9,000円だとします。製造元の工房には、その30%である3,000円しか入ってきません。
逆に、お客さまにとっては、製造元の価格である3,000円の3倍の値段の9,000円で商品を購入することになります。
つぎに、商品の販売価格が「9,000円」の場合を例に、図でご説明してみましょう。
製造元の工房から中間業者へは、3,000円でおろし売り
まず、販売価格9,000円の商品の場合、「製造元の工房から中間業者」には3,000円で卸し売りをします。
中間業者から小売店へは、6,000円でおろし売り
つぎに、「中間業者から小売店へのおろし売り」です。この段階では、中間業者は、製造元から「3,000円」で購入した商品を、小売店に「6,000円」でおろし売りをします。
小売店では、お客さまに9,000円で販売される
さいごに、小売店やショップでは、中間業者から「6,000円」で仕入れた商品を「9,000円」でお客さまへ販売することになります。
つまり、はじめの製造元の工房の価格が3,000円とします。
その場合は、「3,000円から3倍の9,000円」でお客さまは商品を購入することになるのです。
お客さま→製造元の価格の3倍の値段で購入する
製造元の工房→販売価格の3分の1しか入らない
製造元の工房では、販売価格の3分の1しか売上となりません。
その結果、工房では、手間をかけて質の高い仕事をしたとたん赤字になります。そのため、ていねいな仕事ができない環境にあります。
これと同時に、お客さまは、知らないところで、「中間マージンという手数料」を抜かれます。
その結果、低品質な品物を高額な価格で購入しなければならないことになります。
工房からの直売だから高品質でも低価格
そこで、製造元となる私が、考えたことがホームページを立ち上げることでした。
ホームページで、製造元の工房からお客さまへ直売することで、商品の流通は以下のようになります。
①製造元の工房→②中間業者の手数料→③小売店の手数料→④お客さま
②製造元の工房→②お客さま
ホームページの直売では、工房からお客さまに直接商品をお届けすることができます。流通の「中間手数料」がないため、高品質でも低価格でお届けすることができるのです。
工房から直売ではない場合は、お客さまは以下のような価格で商品を購入することになります。
・お客さまは、9,000円で商品を購入する
・製造元の工房には、3,000円しか入らない
つぎに、工房から、お客さまへのホームページでの直接販売の場合です。同じ商品を購入するときでも、次のように変わります。
・お客さまは、9,000円の半額の4,500円で商品を購入できる
・私たち製造元には、商品価格の100%の4,500円が入る
このように、ホームページによる工房からの直売では、お客さまも製造元の職人も「誰も損をしない仕組み」をつくることができるのです。
・お客さま→直接、工房や職人に商品を注文できる。低価格で高品質の品物が買える
・工房や職人→小売店や中間業者の手数料がない。安くしても十分に利益をだせる
以上のように、「いいものを作りたい」という腕のよい職人や工房と、お客さまにとっても「損をしない仕組み」となるのです。
高島屋美術部に認められた高い品質
当窯元の製品は、直売のためリーズナブルな価格で、あなたもご購入していただけます。
しかし、低価格であっても製品の品質が低ければ、あなたも購入ましせんよね?
京都はしもと製陶所の製品は、創業から70年以上に渡り、地元京都の茶道家はもちろん、全国の茶道ファンにご支持をいただいております。
また、デパートの「高島屋京都店の美術部」にて品質を認められた製品となっております。
高島屋での展示会では、「京都はしもと製陶所」の清水焼の”うつわ”や抹茶碗など様々な商品の展示販売をいたしました。
また、高島屋の美術部では作品の品質レベルが、きびしい基準をクリアしていなければ出展を許可されません。
高島屋の展示会では、「京都はしもと製陶所」のブランド銘である「橋本城岳」(はしもと・じょうがく)で展示販売をいたしました。
また、この展示会では、陶芸家でもある私の妻と夫婦展として出展させていただきました。
この展示会は、以下の「高島屋の京都店の公式ホームページ」でも紹介していただきました。