清水焼「職人の技」
工房のご紹介
このページでは、当工房での「ものづくり」を動画でご紹介いたします。
じつは、清水焼の茶碗ができるまでには、10以上の工程がございます。ここでは、その全工程を動画でご紹介いたします。
清水焼の熟練の「職人の技」をぜひごらんください。
1.荒練り
清水焼の最初の工程は、「荒練り」となります。
「荒練り」(あらねり)とは、土のかたさを調整することです。さらには、「土をしめる」ことがワレにくい茶碗をつくるのに大切です。
その理由も動画で解説いたしますので、ぜひごらんください。
2.菊練り
2番めの工程は「菊練り」(きくねり)です。
「菊練り」とは、土にある空気の気泡をぬくことです。また「菊練り」と呼ばれる理由も解説いたします。
では、動画をごらんください。
3.土殺し
3番めの工程は、「土殺し」(つちごろし)です。
「土殺し」とは、練った土をロクロでまわします。そして、土に残る細かい空気をぬく工程となります。
また、「土殺し」という言い方についても解説いたしますので、動画でお楽しみください。
4.水引
4番めの工程は「水引」(みずびき)となります。
「水引」とは、ロクロをまわして、茶碗などをつくる作業となります。プロの職人は同じカタチの茶碗を作るのにさまざまな「道具」を使います。
では、動画で職人の「ロクロの技」をごらんください。
5.削り
5番めの工程は「削り」(けずり)です。
「削り」とは、ロクロで作った茶碗などの表面や底を削って仕あげる作業となります。
ロクロはご存知の方は多いと思います。
しかし、この「削り」を見たことのある人は少ないでしょう。
では、その「削り」の技を動画でお楽しみください。
6.うわぐすりを作る
6つめの工程は、「釉」(うわぐすり)を作ることです。
釉とは、茶碗などの表面のガラスのコーティングのことです。
じつは、釉の材料は、今も1000年以上前から変わっていません。
いったいどんな材料なのでしょうか? 動画でごらんください。
7.釉がけ
7番めの工程は、「釉がけ」(くすりがけ)です。
「釉がけ」とは、「うわぐすり」を茶碗にかける作業となります。「うわぐすり」を塗ることで、茶碗などの表面にガラスのコーティングがほどこされます。
この「うわぐすり」をムラなくキレイにかけるには、職人の技が必要となります。
では、動画でお楽しみください。
8.本焼
8つめの工程は、「本焼」(ほんやき)です。
「本焼」とは、窯(かま)で茶碗などを焼く工程となります。焼く温度は、じつに1200度以上の高い温度です。
うわぐすりの材料が、なぜ窯で焼くことでガラスに変わるのでしょうか?
この動画では、その理由もご紹介します。ぜひごらんください。
9.上絵付け
9番めは、「上絵付け」(うわえつけ)の工程です。
「上絵付け」とは、茶碗などの「うわぐすり」の上に絵をえがく作業となります。
京都ならではの「京絵の具」(きょうえのぐ)もちいて絵をいきます。その繊細な職人技は、長年の熟練が必要となります。
では、「職人の絵付けの技」を動画でをお楽しみください。
10.金描き
清水焼のさいごの工程は、「金描き」(きんがき)となります。
「金描き」とは、1度絵付けをした茶碗の上から、さらに金をもちいて絵をえがくことです。
「金描き」をほどこすことで、茶碗の絵が、いっそう華やかに美しく仕あがるのです。
では、「職人の技:金描き」を動画でごらんください。
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