橋本城岳作
1万5000円(税込み/化粧箱入り)
※木箱別途1500円
ご購入画面にて「木箱」をご選択ください。
銀月に照らされし
秋の花野
るり色の秋の夜に浮かぶ「プラチナ」の銀月に秋草の花野を描いた作品です。
秋草は、万葉の時代から「日本人の心情」をあらわす秋を代表する風情とされてきました。
秋の野の花が咲き乱れる野原を「花野」(はなの)と言います。
秋の花野を散策し、短歌や俳句を詠むことが、貴族たちの間では行われていたのです。
伝統工芸士が作る
茶碗を作るのは、京焼茶道具窯元「三代目 橋本城岳」(はしもと・じょうがく)。
経済産業大臣指定工芸品「京焼清水焼」伝統工芸士に認定されています。
京焼窯元・橋本城岳は、初代・橋本城岳の頃より、茶道具を専門とした窯元。
初代の頃より、京焼・清水焼に特徴的な「色絵の伝統技法」。
伝統の技を80年にわたり、変わらず引き継いで色絵の抹茶碗を作りつづけております。
JRグループのポスターに当窯元の茶碗が採用
鉄道のJRグループの京都旅行のキャンペーンポスターに当窯元の抹茶碗が採用。
京焼清水焼らしい、はんなり美しい色絵が評価されて採用となりました。
お客さまの声
おかげさまで、当窯元の作品は、多くのお客さまからお喜びのメールやお手紙をいだだいております。
その一部をご紹介いたします。
「秋草」は、奈良時代の万葉集にも歌われている秋のテーマです。
秋の夜をあらわす深い紺青。そのるり色に大きく浮かぶ雄大な姿の秋の銀月。
銀月に照らしだされ花野に咲き乱れる秋草。
秋草は、美術工芸の世界では、古くから好んで描かれるモチーフとなります。
万葉の時代から千年以上の時をこえて、日本人に愛されてきた初秋の風情。
この銀月の秋草の一碗に込めました。
熟練の職人が、京焼清水焼の伝統技法を用いて「日本人の心の初秋の風情」を再現。
「初秋の茶会」や「月見の茶会」の主役と呼ぶにふさわしい一碗となっています。
京焼清水焼とは
京焼清水焼の魅力
粟田口焼(あわたぐちやき)
八坂焼(やさかやき)
御室焼(おむろやき)
清水焼と作られていたことは、
ご存知でしょうか?
これらの焼きものは、
すべて京都で作られていることから
「京焼」呼ばれています。
京都の陶磁器と言えば「清水焼」
そんな認識が広がり、
京焼の中でも清水焼だけが有名になりました。
しかし、京焼は、清水寺や五条坂だけではなく、京都市内全域や宇治市でも作られています。
そこで、経済産業省が
「京焼・清水焼」
を正式な名前として決定したのです。
また、京焼・清水焼の歴史は、
約400年前の茶の湯の時代から、
京都でも焼きもの作りも盛んになりました。
じつは、京都では素材である陶土が
取れません。
そのため、京焼・清水焼は、
素材よりも「技術」によって、
他の焼き物産地との差別化をはかったのです。
当時、京都は都でした。
目の肥えた注文者の希望に応えるために、職人が技を磨き上げました。
その技術こそが、
京焼・清水焼の最大の魅力
となります。
京焼清水焼の完成者
仁清と乾山
「色絵」の技術が使われていたことが多いのが、
京焼・清水焼の魅力です。
京焼・清水焼に欠かせない人物
野々村仁清(ののむらにんせい)と
尾形乾山(おがたけんざん)をご存知ですか?
京都で活躍した2人は、日本の陶芸の歴史で、もっとも有名な人物です。
野々村仁清は、色鮮やかな色絵陶器を完成させた人物。
仁清は、「京焼の完成者」とも言われています。
仁清の作品は、国宝に2点。
重要文化財には19件も指定され、
歴史上にも高い評価を受けています。
尾形乾山は、仁清に続いて京焼を発展させました。
琳派(りんぱ)の絵師であった兄・「尾形光琳」(おがた・こうりん)との合作など、
絵画とやきものを融合させました。
乾山もまた、これまでにない革新的な焼き物を生み出しましたのです。
仁清や乾山が造る高級感のあふれる作品は、大量生産ができません。
価格も高いので、庶民には手が届かないものでした。
明治時代よりあとも、京焼・清水焼はヨーロッパへも輸出されました。
欧米の王侯貴族たちは、こぞって京焼・清水焼を買い求めたのです。
ヨーロッパでも、京焼・清水焼が人気を誇っているのは、
技術に「こだわり」があるからと言われています。
今でも、京焼清水焼は大量生産をするよりも、
質の良い陶磁器を作りつづけることに重きを置いています。
高級と言われていても、日本をはじめ海外でも人気のある焼き物の一つとなっています。
尾形光琳:屏風図
野々村仁清:茶壺
尾形乾山:鉢
作品詳細
作品の詳細な画像をごらんください。
銀月をプラチナで描く
大きく目を引くのが茶碗正面の銀月。
この銀月は「プラチナ」で描かれています。
プラチナは、銀とは違いサビたり酸化による黒い変色がありません。
銀の月は、いつまでも美しく輝き続けます。
また、茶碗に適度な重みをもたせることで、軽すぎる茶碗にありがちな「安っぽさ」がありません。
さらに、重みが茶碗を安定させて茶をたてやすくなるのです。
この抹茶碗の大きさとカタチ、重さにも、茶道具専門の窯元の経験をいかしております。
作品の概要
抹茶碗 るり釉 銀月に秋草
橋本城岳(じょうがく)
1万5000円(税込)
口径12cm×高さ8cm
250グラム
化粧箱(無料)
木箱(桐)1500円税込
※木箱はご購入画面にて「木箱」をご選択ください。
電子レンジ/不可
食洗機/不可
※通常の中性洗剤にて手洗いをお願いいたします。
若干のサイズ・絵の色の濃淡やがございます。
また、商品はひとつひとつ手作りです。
手作りの風合いとして、お楽しみください。
ご発送前に、実際にお届けする作品の「写真で確認サービス」でご確認ください。
お気に召さない場合は、「安心の返金保証」をご利用ください。
梱包も大切なしごと
私たちは、梱包にも細心のご配慮をしております。
当商品の製造はもちろんのこと、梱包や発送にも万全の注意を払っております。
化粧箱
化粧箱は無料となっております。
京都「寿紙工」製
箱の表面に、薄紅色と白の美しい和紙をはった化粧箱です。
京焼清水焼の認定シール
京焼・清水焼の正式な組合員だけに与えられる認定シール付き。
2重に梱包
化粧箱をダンボール箱に入れて発送。2重の箱にて梱包。割れる心配はございません。
木箱(桐)
木箱は桐箱となります。
※別途1500円税込み
ご購入画面にて、「木箱」をご選択ください。
おかげさまで当窯元では、創業から80年、発送による破損は一度もございません。
お支払いも簡単
お支払い方法は以下のようになっております。
【インターネット注文】
・クレジットカード
・アマゾンペイ
※お客さまのアマゾンのアカウントにてお支払いできます。
・銀行振り込み
・PayPal決済
などからご選択ください。
【ライン注文/FAX注文】
・銀行振り込み
・代引き
どちらかをお選びください。
ご注文からお届けまでの流れ
作品の在庫がございます場合、ご注文からお届けまで4~5日となります。
写真で確認サービス
お客様にお届けする「実際の作品の写真」を、ご発送まえにお送りします。
作品のご確認をしていただけます。
※「写真で確認サービス」の一例です。
安心の返金保証
当窯元の茶道具の製造および発送には、万全の注意を払っております。
しかし、万が一配送などのトラブルでの不良品がございましたら、速やかにご連絡ください。すぐに商品を交換させていただきます。(※返送料は無料)
・作品が不良品だった
・作品が気に入らなかった
・返送料は当窯元が負担
・未使用の作品に限ります。
・お届けから7日以内にご返送ください。
以上の場合、すぐにご連絡ください。
商品の代金を全額を返金または、作品の交換をさせていただきます。
清水焼伝統工芸士の技
京焼清水焼の伝統工芸士が心を込めて、一碗一碗お作りいたします。
手に持つ道具は、
手で作られたもので
職人は、茶碗を作るとき、何十回も手にとります。
道具のカタチを作るとき、絵付けをするとき、窯に詰めるとき
何十回も手にとって作業をするなかで、人の手に使いやすい道具とは「どんなものか?」
それが、わかってくるのです。
京焼窯元の橋本城岳がもっとも大切にしていることは、
「手に持つ道具は、人の手で作られたもので」
京焼清水焼の熟練職人がオーダーメイドのようにひとつひとつ手づくりで
ていねいに仕あげます。
長く大切に
今の世の中は、大量生産そして大量消費の時代です。
たしかに、手づくりのものは高価です。
しかし、あなたも「お気に入り」の手づくりのものは、大切にお使いになるでしょう。
値段は高くてもあなたも大切に長くお使いではないですか?
また、大切なお客さまへのおもてなしやお茶のお稽古をする生徒さんへの心づかい。
そして、あなたの自身のための大切なお茶の時間に。
清水焼の手づくりのものを長く、そして大事にお使いいただければと思っております
おかげさまで、当窯元の作品は多くの「お客さまの声」をいただき、
「長く大切に使わせていただきます」うれしいお言葉をちょうだいしております。
窯元直売価格でご提供
窯元からお客様へ直売。
中間流通手数料が無料となります。
同じ品質の茶碗が約半額でご購入いただけます。
銀月に照らされし秋の野
「秋草」は、奈良時代の万葉集にも歌われている秋のテーマ。
万葉の時代から「日本人の心情」をあらわす秋を代表する風情とされてきました。
秋の野の花が咲き乱れる野原を「花野」(はなの)と言います。
秋の花野を散策し、短歌や俳句を詠むことが、貴族の間では行われていました。
秋の夜をあらわす深い紺青。るり色の夜に大きく浮かぶ雄大な銀月。月に照らしだされ花野に咲き乱れる秋草。
秋草は、奈良時代から描かれる秋のモチーフとなります。
万葉の時代から千年の時をこえて、日本人に愛されてきた初秋の風情。
熟練の職人が、京焼清水焼の伝統技法を用いて「日本人の心の初秋の風情」を、この一碗に込めました。
「初秋の茶会」や「月見の茶会」の主役と呼ぶにふさわしい一碗となっております。
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