抹茶碗 るり釉金銀彩鈴虫 城岳作

るり色の秋夜に鈴虫の音に静寂に深まりし 【京焼】 抹茶碗

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抹茶碗 るり色金銀彩 鈴虫 城岳作

源氏物語「鈴虫」には、次のような歌が詠まれています。

大方の 秋をば憂いしと知りにしを ふり捨てがたき鈴虫の声

源氏物語五十四帖「鈴虫」より

おおよそ秋(飽き)というものは、つらく寂しいものだとは知っていましたが、それでも鈴虫の声だけは忘れてしまうのは惜しいものです。

「抹茶碗 金銀彩鈴虫」は、秋の静寂の中に、鈴虫の音が聞こえてくるような一碗となっています。


商品詳細の見出し画像

秋の夜をあらわす「るり色」の釉(うわぐすり)に金銀彩の鈴虫を描いた一碗。

「金盛り」と呼ばれる伝統技法を用い、金銀彩の鈴虫を立体的に盛り上げて描いております。

茶碗正面

茶碗に向かって左側
茶碗に向かって右側
茶碗の真うしろ
茶碗の真正面
茶碗の向こう正面内側の絵
茶碗の真上
茶碗の裏側と高台
茶碗正面の絵の拡大
茶碗真後ろの絵の拡大
茶碗正面から見た飲み口
茶碗正面からみた右側の拡大
金彩鈴虫:鈴虫が盛り上がるように描く盛金の技法
銀彩鈴虫:銀彩の鈴虫も盛銀で立体感を
茶碗内側の金彩鈴虫

京焼窯元「橋本城岳」(じょうがく)作
茶筅を振りやすい「見込み」の広さ
るり釉金銀彩鈴虫 城岳作

お茶碗は、茶会の主役。大きく華やかに見えても女性の手におさまるサイズ

サイズは口径12cm×8cm

るり色の秋夜の鈴虫の音に静寂に深まりし 【京焼】 抹茶碗

職人の技でつくるの見出し画像
ろくろ成形:熟練の技でひとつひとつ丁寧に
削り仕上げ:機械仕上げではなく職人の手しごと
窯で約前の「るり釉」は、鉄分で赤い色をしている
本焼き:1250℃で茶碗を焼く

本焼き後は、青い「るり色」に変化する
絵付け:鈴虫を白盛(しろもり)で絵を盛り上げる
伝統の京絵の具を用いて描く
足の細かい部分まで白盛をほどこす
1度目の絵付け完成
750℃で絵を焼き付ける
2度目の絵付け:白盛の上から金彩をほどこす
細部まで丁寧に金彩をほどこす細かい
金銀彩の絵付けが完成
金銀彩を焼き付ける

職人の魂を込めた手作業で、一碗ができあがります。

手間ひまをかけて仕あがった一碗。

窯元直売の価格にて、お得にご購入いただけます。


商品情報

作品抹茶碗 るり釉 金銀彩鈴虫
(きんぎんさい・すずむし)
作家橋本城岳(じょうがく)
桐箱入り
価格
サイズ口径12cm×高さ8cm
重さ約240g
家電対応電子レンジ不可✕ 食洗機不可✕
ご注意点ひとつひとつ手造りのため、写真と実物の色合いが若干違う場合がございます。
※万が一お気に召さない場合は、全額返金いたします。

こんにちは。京焼茶道具の窯元:三代目「橋本城岳」(じょうがく)です。

橋本城岳の画像
京焼茶道具の窯元:三代目 橋本城岳

夏の終わりから秋にかけて、“リィーン、リィーン”と鈴のような心地よい鳴き声を聞かせてくれる鈴虫。

夏の暑さが和らぎ涼しくなってくる8月末から9月初旬、夕方に美しい鳴き声が聞こえるようになります。

そして、10月の下旬には、その短い一生を終えます。

鈴虫も、最近では見かけなくなり、その美しい鳴き声を聞く機会も少なくなりました。

しかし、私たち日本人の心の中には、いつの時代も情緒あふれる「鈴虫」の鳴き声が鳴り響いているのではないでしょうか。



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当窯元の抹茶碗は、手づくりのため大量生産はいたしかねます。

とくに季節モノのお茶碗は、在庫切れの場合、来年まで再生産しない場合もございます。

また、窯元直売のお得な価格のため、季節ものの抹茶碗は早々に売り切れることが多くなっております。

ご注文は、お早めにお願いもうしあげます。


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