きんさい・むびょう
12000円 (化粧箱入り・税込)
※木箱(桐)は別途1500円(税込)
ご購入画面にて「木箱」をご選択ください。
六瓢は無病息災のお守り
瓢箪(ひょうたん)は、末広がりのカタチをしていることから、古来より縁起のよいものとされてきました。
そのため、「災いを除き、福をまねく」お守りとして用いられました。
なかでも、「ひょうたん」が6つそろった「六瓢」(むびょう)は、無病息災(むびょう・そくさい)のお守りとされてきたのです。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/bc6205435e51fdd4251d8bfb1848d771.jpg)
有名な例では、「豊臣秀吉」(とよとみ・ひでよし)があげられます。
秀吉は、馬印(うまじるし)として「千成瓢箪」(せんなり・ひょうたん)を用いていました。やがて秀吉は、 農民から天下人にまで上りつめたのです。
また、「ひょうたん」は中国の古典文学の「西遊記」(さいゆうき)にも登場します。
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西遊記では、金閣(きんかく)・銀閣(ぎんかく)という魔王が、主人公の孫悟空を「ひょうたん」の中に閉じ込めます。
じつは、この「ひょうたん」は、古代中国の道教(どうきょう)の神さま「太上老君」(たいじょう・ろうくん)の持ち物です。
そのひょうたんの名は、「紫金紅葫蘆」(しきん・こうころ)。
ちなみに、「道教」(どうきょう」とは、古代中国の「老子」(ろうし)の教えをまとめたものです。
その道教の最高神である太上老君の「金丹」 (きんたん・不老長寿の薬)をいれる入れものが、「ひょうたん」とされています。
このように、「ひょうたん」は古来より、無病息災や長寿、家運、そして財運を上げるシンボルとして用いられてまいりました。
六瓢で無病を願う茶碗
今回、ご紹介するのは、そんな縁起の良い絵柄の「六瓢」の抹茶碗。
茶碗の内と外に6つの瓢箪を描いた茶碗となります。
「抹茶碗 金彩六瓢」 (きんさい・むびょう)をご紹介いたします。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/03b12221cd00f6cde61278d392e55fd4.jpg)
大胆な6つの瓢箪(ひょうたん)のなかに、おめでたい図案をほどこした茶碗となります。。
清水焼の伝統的技術と職人の繊細な技で仕あげております。
長寿のお祝いにも
無病息災の意味がこめられた6つの瓢箪(ひょうたん)が描かれた茶碗。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/349863a6becc6e3fce8fe376ffca96b9.jpg)
六瓢の茶碗が、あなたの「お茶の時間」をいっそう御利益のあるものとなればとの思いで作らせていただきました。
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あなたの日々を彩る茶碗としてお使いください。
また、六瓢の図案は、無病、そして長寿と健康のしるしです。ご年配の方への長寿のお祝いや、ご栄進、ご退職にも最適な一碗となっております。
商品詳細
※パソコンでご覧の方は、クリックで画像拡大します。
茶碗の外と内に六瓢の絵
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茶碗の正面。茶碗の外側に5つの「ひょうたん」。中に一つ。合わせて6つの「ひょうたん」を描きます。さらに「ひょうたん」の中には、縁起の良い図案をほどこしております。
吉祥紋の松竹梅
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茶碗の左側です。この「ひょうたん」には、梅の花を描いています。梅は吉祥紋である松竹梅のひとつ。 縁起の良いものとされます。
松は万年の長寿
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茶碗の左うしろ。梅につづてい、「松」を描きます。松は千年と言われ、長寿のシンボルとなっています。
青々とした竹を描く
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茶碗の後ろ側には、松竹梅のひとつ「竹」。竹は、暑い夏も、キビしい冬も青々とした姿を保ちます。そのため、竹は健康のシンボルとされてきました。
宝づくしの文様
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茶碗正面の右側には、「宝づくし」。宝づくしとは、宝物を集めた伝統的な文様。福と徳を呼ぶ「吉祥文様」(きっしょう・もんよう)として工芸品に用いられます。
「ひょうたん」から駒
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茶碗正面にもどります。 ひょうたんの中に将棋の駒の「金」と「桂馬」。意味は、思いがけずに幸運に恵まれることとなります。
茶碗にうかぶ御本手
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茶碗を上から見たところ。淡い紅色の「御本手」(ごほんて)の火色が浮かびます。、土のあたたかみと味を感じる茶碗となっています。
茶碗内側は七宝
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茶碗の内側には、七宝の文様のはいった6つめの瓢箪(ひょうたん)。その「ひょうたん」のなかには「七宝」(しっぽう)の模様を細かく描いております。
内側の瓢箪には七宝
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内側の瓢箪の「七宝」(しっぽう)。七宝とは、仏教でいう7つの宝を文様化したもの。 金・銀・るり(ラピスラズリ)・はり(水晶)・しゃこ貝・さんご・めのう(オパール)を指します。
浮きぼりのような駒の絵
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/5f15598b51fcf920328352754e9dc8b3.jpg)
正面の金の瓢箪の拡大。 将棋の駒と文様を浮きぼりのように描いています。これは、清水焼伝統の「盛り金」の技法となります。 また、ひょうたんの「ヒモの縄目」もひとつひとつ金で細かく描かれています。
寒さの中で花開く梅
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「ひょうたん」に梅の拡大です。梅は吉祥紋(きっしょうもん)・松竹梅のひとつ。冬の寒さの中に花開く「強さと潔さ」のシンボルとなっています。梅のシベのひとつひとつのを丁寧に描きます。
長寿のシンボル松
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/82cdfc38f4a63b2f0ba786ddec3063e5.jpg)
松は万年と言われます。長寿と繁栄のシンボルです。冬の寒さのなかでも青々と葉をしげらせる生命力をもちます。 その松の葉の一本一本まで描いています。
年中青々とする竹
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竹は天に向かってまっすぐ伸びます。一年中青々とした姿をたもち、風に折れることなく、悠然としています。その青々とした竹を金でりんかくを取り、葉のミャクまで丁寧に絵付しています。
吉祥紋の宝づくし
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宝づくしの吉祥紋。左から「打出の小槌」(うちでのこづち・打てば宝が出る)、小槌の左下に「丁子」(ちょうじ・薬草)と右下に「鍵」(かぎ・大切なものを守る)。ひょうたんの右側には、「分胴」(ぶんどう・金をはかるもの)を細かく色分けして描いております。
使いやすさへのこだわり
正面がわかる
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/364c859be97766403393b251b73b64ea.jpg)
「内側の絵が目印」になり、茶碗を清めるときにも、正面がわかりやすくなっています。お客さまに出すときにも、正面を間違いません。
玉縁で欠けにくい
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/1e7226ac180556adb056d8dcda616f46.jpg)
飲み口は「玉縁」(たまぶち)といわれる作り。茶碗本体は薄く軽く。飲み口だけに厚みをもたせ丸く仕上げています。軽いわりには茶碗が欠けにくくなっています。
茶せんを振りやすい
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/5dd255ec8f253d84eab05cc27c7a26df.jpg)
100本立ての茶せんでも、余裕のある茶碗内のサイズ。茶せんを振りやすく、美味しい茶をたてることができます。
美味しいお茶ができる
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/86b4d4c74a46ceef60bb5a0715b28b85-1.jpg)
茶碗内側の大きさが茶せんを振りやすくなっています。また、仁清土(にんせいつち)という素材は江戸時代から抹茶碗に使われる素材。ツルツルすぎない表面で茶がキレイに泡立ちます。
安定する高台
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/70b972034964a2abd92bd233cdc50b03.jpg)
安定感のあるゆがみのない高台。キッチリとした高台の仕あげで、畳やテーブルの上でも安定。肩の力をぬいて茶をたてられます。
橋本城岳作
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/70870f2e92c982e7a872d13a607c386e.jpg)
作者名は、「橋本城岳」(じょうがく)。 清水焼の茶道具を専門に70年以上つくり続けております。また、高台内側にも渦巻の文様を削りいれています。
絵を大きく魅せる
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/1f41b1d9f9d01d226f2f09e8b40ffebb-1.jpg)
サイズは、抹茶碗の標準の大きさ12cm×高さ8cm。絵柄が大きく見せつつ、女性の手におさまるサイズとなっています。
女性の手にもしっくり
手にとった感じは女性の手のひらサイズの茶碗です。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/253b780e8676077738c859753854b78d.jpg)
商品説明
抹茶碗 金彩六瓢
きんさいむびょう
12000円(化粧箱入・税込)
橋本城岳(じょうがく)
口径/約12cm
高さ/約8cm
約240グラム
食洗機/不可
電子レンジ/不可
化粧箱入
※木箱(桐)は別途1500円(税込)
ご購入画面にて「木箱」をご選択ください。
作品は手作りのため、サイズ・色の濃淡にわずかに違いがございます。
万が一お気に召さない場合は、返金・交換をさせていただきます。
※木箱(桐)は別途1500円(税込)
ご購入画面にて「木箱」をご選択ください。
梱包も大切なしごと
私たちは、梱包にも細心のご配慮をしております。
商品の製造はもちろんのこと、梱包や発送にも万全の注意を払っております。
化粧箱(無料)
京都「寿紙工」製
![化粧箱の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/07/1894172d88ab0292c2e8e0054b5aaca1.jpg)
箱の表面に、紺と白の和紙をはった化粧箱。茶碗をウレタンでしっかりと包み箱に入れます。
2重の梱包
![ダンボールに入った化粧箱の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/07/904e15107a3ab90447e095c9c65c8256.jpg)
化粧箱をダンボール箱に入れて発送。2重の箱にて梱包するため割れる心配は、ございません。
しおり付き
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/4c2352df7e26981489a12d4a1911ac20.jpg)
化粧箱入りをお選びいただいても、「しおり」は添付しております。
木箱(桐)につきまして
「桐」の木箱
![箱書きをした桐箱の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/07/09ba7db529e92995442ce114e1373e53.jpg)
桐箱には、抹茶碗の作品名と作者名。そして当窯元の印を押し納品いたします。
厚手のウレタンで包む
![木箱の中でウレタンに包まれる茶碗の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/11/5abc06048813acfac6452f75b810cfad.jpg)
茶碗は、厚手のウレタンでしっかりと梱包のうえ、木箱におさめます。
ギフトボックス
木箱のギフトボックス
木箱(桐)入りの商品のギフトボックスは、木箱を化粧箱のギフトボックスに納めて発送いたします。
「木箱入りのギフトボックス」は、ご購入画面にて「木箱」と「ギフトボックス」の両方をご選択ください。
+木箱1500円(税込)
+ギフトボックス500円(税込)
+合計2000円(税込)
「桐」の木箱
![箱書きをした桐箱の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/07/09ba7db529e92995442ce114e1373e53.jpg)
桐箱には、抹茶碗の作品名と作者名。そして当窯元の印を押し納品いたします。
厚手のウレタンで包む
![木箱の中でウレタンに包まれる茶碗の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/11/5abc06048813acfac6452f75b810cfad.jpg)
茶碗は、厚手のウレタンでしっかりと梱包のうえ、木箱におさめます。
木箱をさらに紅白の「化粧箱」の中におさめます。
化粧箱には、「梅結び」と言われる、水引をあしらっております。
![抹茶碗セットご自宅用のギフトボックスのし無しの画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/04/9d70972ffacb490e70405a02006d2381.jpg)
![抹茶碗セットご自宅用のギフトボックスののし有りの画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/04/df809ce29756b2a121add4d5a2dfc828.jpg)
※ご購入画面にて「木箱」と「ギフトボックス」をご選択ください。
※ギフトには、納品ご請求書などは梱包されません。
配送につきまして
配送につきましては以下の写真のように、ギフトボックスを「ウレタンとダンボールの外箱」に納めて発送いたします。
![ギフトボックスと木箱を入れる外箱の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/07/e08de7074d95fafb89a6837ef686e046.jpg)
![ギフト用の手さげ紙袋の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/04/420397aa71dea55fdd7de302ea8097ef.jpg)
![京都はしもと製陶所ロゴマークと京焼清水焼認定シールの画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/07/ef5329e8591a080c5709043d89d4c286.jpg)
おかげさまで当窯元では、創業から70年以上、一度も発送による破損はございません。
清水焼の職人の手しごと
職人のろくろ成形
![抹茶碗色絵立雛を職人がロクロ成形する画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/02/2de33e29d5400dad52d493d75830fddc.jpg)
茶碗は、伝統的な京都のロクロ製法でつくります。ロクロ製法の特長は、液体ではなく個体の土を使います。ロクロ成形は固形の土を使うため、土の密度が高くなり割れにくい茶碗となる。
削りで厚みと重さを調整
![抹茶碗御本手桜にめじろの削り仕あげをするの画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/02/b95691d71fa4d41504d312ebca9aa2ff.jpg)
ロクロ成形のあとは、削りしあげをします。茶碗の「厚み」や「重さ」を調整。ひとつひとつ丁寧に職人が削りあげていきます。この作業で使いやすい重さと厚みの茶碗となります。
室(むろ)で乾燥
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/fd08083d219333d4dcf2b0585cbb80c1.jpg)
削りしあげのあとは乾燥の工程です。室(むろ)とよばれる湿気の多い部屋で、ゆっくりと茶碗を乾かす。ゆっくりと乾かすことで、茶碗のゆがみが少なくなります。
素焼き
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/4a5696b9bd1abd6ef4aa33fb7a6f9e30.jpg)
茶碗が完全に乾燥したあとは、「素焼き」(すやき)。750度の低い温度で焼きます。素焼きすることで、土が固くなります。次の釉がけや絵付けの作業ができるようになります。
施釉
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/192568cbd1a60031f89ce640a5520589-1.jpg)
材料は岩石や灰。それがガラスとなる。
施釉(せゆう)の「釉」(うわぐすり)とは、茶碗表面のガラス状のコーティング。材料は、天然の岩石や木の灰をくだいて混ぜたもの。水に溶いたものを茶碗に塗る。
本焼き
![抹茶碗乾山写桜を窯で本焼きする画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/02/301348263ca1b5fc9db83156f6d91cf9.jpg)
うわぐすりを塗った茶碗を窯で焼くのが「本焼き」(ほんやき)。1230℃の高温で焼きしめます。窯から吹きだす炎。陶芸は、「炎と土の芸術」と言われます。
上絵付け
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/929c6fc451d09ea00dd5677ffed86487.jpg)
松の葉の一本一本まで、ていねいに手描きで絵付けをしています。熟練の職人であっても神経をつかう作業となります。
伝統の「京絵の具」
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/c849cd6daf57035e1b1c99d88b4e2f03.jpg)
絵のりんかくの線や松の葉を描いたあとは、色づけをします。伝統の「京絵の具」をもちいて鮮やかな色を塗りこめていきます。
茶碗全体に上絵を施す
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/691cc2b6411a17c569506f77bf5dfd8d.jpg)
京絵の具の特長のひとつは、和の雰囲気をもつ華麗な色合いです。赤や青・緑など様々な華やかな色で塗りわけていきます。
一度めの絵付けが完成
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/bf6bbd49f24bff9f5c9dca28ac0ae1a0.jpg)
一度めの絵付けが終わったことろです。絵の「りんかく」や色を塗り終えたところです。ここで一度、窯で絵を焼きつけます。焼成の温度は約750度となります。
金で文様を描く
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/0297a494168c9895a200c13f36939faa.jpg)
一度絵付けして窯で焼いたあと、二度めの絵付けに入ります。ここでは、紅色の上の「ひょうたん」に金の絵の具で七宝の文様を細かくいれていきます。
錦窯で絵を焼き付ける
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/2cce43360711158a73c92783ad6b472a.jpg)
この茶碗の見どころは、茶碗正面の金彩のひょうたん。ひょうたんの中の将棋の駒や文様の上から、油でといた「金」を塗る。浮きぼりのように模様が浮かぶ。
錦窯で最後の焼き
![錦窯で茶碗を焼く画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/02/2cd42e98f2b9f2e66a0695580285e51c.jpg)
絵付けが終わると、茶碗を錦窯(にしきがま)につめます。
窯から出すと、絵が錦のように浮かびあがります。
最初の工程から数えて「素焼き」「本焼き」「一度目の上絵焼成」「2回めの上絵焼き」。
この焼きの工程だけでも、計4回となります。
さあ、いよいよ「抹茶碗 金彩六瓢」の完成です。 このように、多くの手間ひまをかけけ、ようやく一つの抹茶碗が完成となるのです。
錦窯から出し茶碗が完成
錦窯から茶碗を取りだします。
職人にとっても緊張の一瞬です。
京絵の具で描かれた、美しい色の「六瓢」(むびょう)の絵が浮かびあがってくるのです。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/03b12221cd00f6cde61278d392e55fd4.jpg)
土を練ることから始まり、ロクロで成形、削りしあげを行ない、そして乾燥・素焼き。
うわぐすりのガラスコーティングを塗り、1230度で焼き、絵付けをほどこし、最後にまた、窯で焼く。
このように、多くの手間ひまをかけけ、ようやく一つの抹茶碗が完成となるのです。
当窯元の実績
当窯元は、創業から約80年、京焼・清水焼の茶道具を作りつづけております。
また、京都府陶磁器協同組合に正式に所属する窯元となります。
安心してお買い求めください。
京都府陶磁器協同組合
![京都府陶磁器協同組合の外観画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/12/aef6a56b4736e1a7e3974489a7c82386.jpg)
当窯元は、京都府陶磁器協同組合に所属。京都で最も由緒と歴史ある組合となります。
創業80余年の茶道具窯元
![当窯元の工房の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/12/91fe8ec05a3ce0cc8c912d5fe3298f72.jpg)
京都で創業80年、京焼・清水焼の茶道具を専門につくり続ける。城岳(じょうがく)・紫雲(しうん)・永豊(えいほう)の銘を頂いております。
当窯元は成形・絵付け・窯焼き・発送、すべての工程をおこなっております。
おかげさまで創業より70年以上、多くのお取引さまよりご愛顧をいただいております。
高島屋京都店さま
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/12/a9bd55cd8d76c8cb7727143f79f00a32.jpg)
大丸京都店さま
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/12/4d5024009597ce6194ac932a14973ff6.jpg)
京都伊勢丹さま
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/12/acd6d5db8f257b8c949ad0bae7b84269.jpg)
窯元の直売価格
当サイトでは、窯元からの直売となっております。
そのため、清水焼の手づくりの茶道具をリーズナブルな価格でお買いもとめいただけます。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/12/599c2b5c757941d78b8f1516819083b8.jpg)
その理由は、中間流通手数料が無料だからです。
窯元直売のネット通販だけの特別価格となります。
安心の返金保証
当窯元の茶道具の製造および発送には、万全の注意を払っております。
万が一配送などのトラブルでの不良品がございましたら、商品を交換させていただきます。
※返送料は無料
また、不良品以外でも、
- 商品が気に入らなかった
- 思っていたものとちがう
そんなときにも、ご連絡ください。
商品の代金を「全額返金」また「交換」をさせていただきます。
※返送料のみお客さまのご負担
人の手で作られたもの
手に持つ道具は、人の手で作られたもので
なぜなら、私たち職人は茶碗を作るときに、何十回も茶碗を手にとるからです。
- ロクロでつくるとき
- 削りしあげをするときも
- うわぐすりを塗るとき
- 窯に入れるとき
- 絵を付けときも
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/8f6bd3a945a40281447f590434925ad5.jpg)
何十回も手にとって作業をするなかで、
人の手に使いやすい道具とは「どんなものか?」がわかってくるのです。
長く大切に
今の世の中は、大量生産そして大量消費の時代です。
しかし、あなたもお気に入りの手づくりのものは長く大切にお使いになるでしょう。
たしかに、手づくりのものは高価です。
ですが、人の手で作られたもの、「あなたのお気に入りのもの」は、
すこし値段が高くてもあなたも大切に長くお使いではないですか?
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/03/349863a6becc6e3fce8fe376ffca96b9.jpg)
大切なお客さまへのおもてなし
娘さまの初節句や、女性への贈りもの
あなたの自身のためのいやしの「お茶時間」
清水焼の手づくりのものを長く、そして大事にお使いいただければと思っております。
おかげさまで、当窯元の製品は多くの「お客さまの声」をいただき、
長く大切に使わせていただきます
とのうれしいお言葉をちょうだいしております。
ごあいさつ
![当窯元の代表者の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/07/f997728a6c6ea74e77ce487b96fb6be8.jpg)
「ひょうたん」は、古来の日本でも縁起がよいものとされてきました。
ひょうたんの伝説は、今から約1300年前に書かれた「日本書紀」(にほんしょき)にも現れます。
日本書紀には、仁徳天皇(にんとく・てんのう)が陵墓(りょうぼ)を築くさいに、洪水の神を鎮めるためのお守りとして「ひょうたん」が用いられたエピソードもございます。
ひょうたんは、はるか奈良時代の昔から日本人にとっての「お守り」とされてきたのですね。
お祝いにも
古来より、私たちの生活の道具として、そして縁起ものとして愛されてきた「ひょうたん」。
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「ひょうたん」には、多くの人々の願いがこめられてます。
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六瓢の抹茶碗で茶をいただき、日々の暮らしの平安を祈るのもよし。
また、あなたにとって大切な人への長寿のお祝いはもちろん、ご栄進、ご退職お祝いにも最適な一碗となっています。
ご注文は、お早めに
当窯元の製品は、工房直売ため、とてもリーズナブルな価格となっております。
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在庫切れの場合、製作にはかなりのお時間をいただかねばなりません。
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※木箱(桐)は別途1500円(税込)
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12000円(化粧箱入り・税込)
※木箱(桐)別途1500円税込
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