にんせいうつし しきしちほうつなぎ
はしもと じょうがくさく
1万5000円(化粧箱入り・税込)
※木箱(桐)は別途1500円(税込)
ご購入画面にて「木箱」をご選択ください。
四季の美とご縁の茶碗
ご紹介するのは、縁起のよい文様と絵柄が1つの茶碗にギュッとつまった抹茶碗。
あなた自身の健康はもちろん、家族の繁栄とつながりのある人の幸せの願う茶碗。
お茶をいただくたびに、ご縁の大切さを思いださせる抹茶碗となります。
七宝は円満と繁栄の象徴
まず、七宝(しちほう、またはしっぽう)とは、仏典に出てくる7つの宝を指します。
七つの宝とは、金・銀・るり(ラピスラズリ)・はり(水晶)・しゃこ貝・さんご・めのう(オパール)のことです。(仏典により多少のちがいはあります)
仏教では、この7つの宝は富と子孫の繁栄の象徴とされます。
しかし、富と繁栄を受けつぐことは、「7つの牢獄」(ろうごく)を受け入れることともなると仏教では教えます。
富と繁栄を次の代につなげていくために、「非常に重い責任」を果たさなければならないと説きます。
女性は、子育てや家の切り盛りをになうなかで、大きな責任をはたしていることを示しています。
そして、「七宝つなぎ」とは、円形が永遠に連なる模様です。
そのため、子孫繁栄やご縁、そして円満をあらわした縁起のよい絵柄とされます。
人のつながりやご縁は、7つの宝と同等の価値があることを示す柄ともなります。
ご自分の円満だけでなく、家族やつながりのあるひとの円満も願う
「抹茶碗 仁清写 四季七宝つなぎ」は、そんなあなたに使って頂きたいとこめて思ってつくりました。
また、四季の草花を加えることで、
年年歳歳、花相似たり歳歳年年、人同じからず
ねんねん さいさい はな あいにたり
さいさい ねんねん ひと おなじからず
毎年、花は同じときに同じように咲く。しかしながら、人は毎年のように変わってゆく。
そんな季節のうつろいの意味を一碗に込めて作ったものとなります。
七宝に四季折々の花を
七宝に四季の草花を手描き
「七宝つなぎ」の細かな文様は、すべて職人の手描きとなっています。その七宝の円のなかに、四季の草花を散りばめて描きました。
七宝の中に青海波
正面に向かって右側です。「青海波」(せいがいは)とは、無限に連なる波の文様。永久に続く幸せの願いがこめられます。
光源氏由来の青海波
源氏物語のなかでは、「雅楽」(ががく)「青海波」 (せいがいは)を舞う光源氏がえがかれています。平安時代から、雅楽を舞う人の衣に青海波の文様となっています。
紅一点の冬の椿
茶碗の真後ろ側。この向正面には、大きく余白をとり、そこに紅一点の「椿」(つばき)を描きます。茶碗の後ろ側がわかり、緊張しがちな茶会でも使いやすい配慮です。
梅は出世と開運
きびしい寒さの中で花を咲かせる梅は、縁起のよいものとされてきました。梅は春に他の花より先に咲くため、「出世」と「開運」の象徴でもあります。
梅の花のシベまで丁寧に
茶碗の内側には、七宝と青海波の文様のなかに紅梅を絵付け。花のシベまで一つ一つていねいに描いた梅。
四季のうつろいを描く
茶碗の正面に春の桜とあやめ。左には、夏の撫子(なでしこ)、菊(きく)そして冬の松。右側には、年中の竹と秋の紅葉。四季のうつろいを美しい草花で表現。
正面に春を彩る花
茶碗正面には、桜。右に菖蒲(あやめ)を描きます。桜は万葉の時代から、もっとも愛されてきた花。菖蒲は、端午の節句(たんごのせっく)で飾られる花。邪気をはらう草花とされてきました。
秋から冬の草花を
菊は、重陽の節句(ちょうようのせっく)で長寿を祝う花。撫子(なでしこ)は、大和撫子・日本女性の清楚な美しさ。椿の花言葉は、ひかえめな美しさ。桔梗は、秋の七草のひとつ。松は冬でも緑を絶やさぬため変わらぬ健康を意味します。
錦の紅葉と青竹
他の草花が枯れるなか、雪の中でも青々と緑をたもつ「竹」。竹は、子孫のまっすぐな成長と長寿をあらわします。「もみじ」は、万葉の時代から「錦」(にしき)とされ、桜とともに愛されてきた草花です。
女性の手にしっくりくるサイズ
小さめの女性に手にもしっくりくる小ぶりのサイズです。
また、軽すぎる茶碗は、割れやすく安っぽい印象も与えます。適度に重みをもたせることで、茶碗の質感と茶をたてるときの安定感がでます。
使いやすさにもこだわる
絵が映えつつ持ちやすい
サイズは、直径が約12cm。高さ約8cm。抹茶碗の標準サイズです。茶碗下部をしぼりこんだ形で、絵を大きくみせつつ女性の手にのるサイズ。
「茶だまり」もしっかり
「茶だまり」がしっかりとあります。飲み残しの茶が茶だまりに集まりキレイに見えます。
茶せんが振りやすい
「100本立ての茶せん」でも、余裕のある見込み(内側)のサイズ。茶せんを振りやすいので、しっかりと美味しい茶をたてられます。
玉縁で欠けにくい
「玉縁」(たまぶち)とは、飲み口を丸く、少し厚みをもたせて仕上げることです。飲み口が欠けにくくなります。
橋本城岳作
作は、清水焼発祥の地・京都の五条坂(ごじょうさか)で茶道具を専門に作る三代「城岳」(じょうがく)となります。
茶碗を落としにくい
お湯を捨てるときにも、持ちやすく、とり落とす心配がありません。不安定な畳でも安定します。
手しごとが見える
高台は茶碗の見どころ。職人がカンナで削る「削りあと」が、高台を美しく魅せます。
商品説明
抹茶碗 仁清写 四季七宝繋ぎ
にんせいうつし しきしちほうつなぎ
1万5000円(税込)
橋本城岳(じょうがく)
口径/約12cm
高さ/約8cm
約220g
食洗機/不可
電子レンジ/不可
化粧箱入り(紙箱)
木箱入りは別途1500円(税込)
※ご購入画面にて「木箱」をご選択ください。
商品はひとつひとつ手作りです。色の濃淡やサイズのちがいが、わずかにございます。
鉄粉(黒い点)やピンホール(透明な点)があるものは、一切排除しております。
万が一お気に召さない場合は、返金保証や交換の対象とさせていただきます。
梱包も大切なしごと
化粧箱(無料)は、以下のようになります。
京都「寿紙工」製
箱の表面に、薄紅色と白の美しい和紙をはった化粧箱です。
京焼清水焼の認定シール
京焼・清水焼の正式な組合員だけに与えられる認定シール付き。
2重に梱包
化粧箱をダンボール箱に入れて発送。2重の箱にて梱包。割れる心配はございません。
私たちは、梱包も大切な”しごと”だと考えております。万全の注意を払って作業をしております。
木箱(桐)につきまして
木箱につきましては、別途1500円(税込)にて承ります。
※ご購入画面にて「木箱」をご選択ください。
木箱(桐)
木箱は「桐箱」となっております。
木箱は別途1500円(税込)となります。
木箱ご希望の場合は、
「ご購入画面」にて木箱をご選択ください。
おかげさまで当窯元では創業から約80年、発送による破損はございません。
ギフトボックス
大切なあの方への贈り物を。当窯元ではギフトボックスもご用意しております。
※ご購入画面で「ギフトボックス」をご選択ください。
木箱のギフトボックス
木箱(桐)入りの商品のギフトボックスは、木箱を化粧箱のギフトボックスに納めて発送いたします。
「木箱入りのギフトボックス」は、ご購入画面にて「木箱」と「ギフトボックス」の両方をご選択ください。
+木箱1500円(税込)
+ギフトボックス500円(税込)
+合計2000円(税込)
木箱(桐)
木箱は「桐箱」となっております。
木箱は別途1500円(税込)となります。
木箱ご希望の場合は、
「ご購入画面」にて木箱をご選択ください。
おかげさまで当窯元では創業から約80年、発送による破損はございません。
木箱をさらに紅白の「化粧箱」の中におさめます。
化粧箱には、「梅結び」と言われる、水引をあしらっております。
※ご購入画面にて「木箱」と「ギフトボックス」をご選択ください。
※ギフトには、納品ご請求書などは梱包されません。
配送につきまして
配送につきましては以下の写真のように、ギフトボックスを「ウレタンとダンボールの外箱」に納めて発送いたします。
※ご購入画面で「ギフトボックス」をご選択ください。
職人の技でつくる
当窯元の抹茶碗は、清水焼の熟練職人によるものです。
すべての工程を工房にて、一つ一つをていねいに製作しております。
職人のロクロ成形
茶碗の成形は、ロクロ成形。ひとつひとつ丁寧に熟練の職人が作りあげていきます。
削りで厚みと重さ調整
削りしあげで、茶わんの厚みと重さを調整。茶碗に最適な厚みとサイズを、手しごとで仕あげます。
墨で絵を下書き
絵付けのはじめは、「念紙」(ねんし)と呼ばれる絵柄の下書きの型を使います。絵を墨を用いて茶わんの絵柄を写していくのです。
りんかくを金で描く
写しとった絵柄のりんかくを「金」で描いていきます。熟練の職人が細く美しいりんかくの線を入れます。
文様を熟練の技で
七宝のりんかくの中に、さらに細かく青海波の文様を描きます。りんかく線を入れれば、花の色をぬっていきます。
錦窯で絵を焼き付け
絵柄のりんかく線と色を塗ったあと、「錦窯」(にしきがま)で絵を焼きつけます。焼くことで錦のような鮮やかな色が浮かびあがります。
色の上に金で彩る
錦窯で絵を焼きつけたあと、二度めの絵付けを行います。花の色の上から「金」を用いて彩りを加えていくのです。
花びらを金でふちどる
桜の花びらやシベを「金」でていねいにフチどっていきます。熟練の職人でも根気と手間のかかる仕事となります。
職人が手間ひまをかけ、完成
ロクロ成形に始まり、窯での焼き、そして絵付けを何度もくり返します。
熟練の職人が手間ひまをかけて、ようやく一つの抹茶碗の完成となります。
当窯元の実績
当窯元は、創業から約80年、京焼・清水焼の茶道具を作りつづけております。
また、京都府陶磁器協同組合に正式に所属する窯元となります。
安心してお買い求めください。
京都府陶磁器協同組合
当窯元は、京都府陶磁器協同組合に所属。京都で最も由緒と歴史ある組合となります。
創業80余年の茶道具窯元
京都で創業80年、京焼・清水焼の茶道具を専門につくり続ける。城岳(じょうがく)・紫雲(しうん)・永豊(えいほう)の銘を頂いております。
当窯元は成形・絵付け・窯焼き・発送、すべての工程をおこなっております。
展示会の実績
おかげさまで創業より80年、多くのお取引さまよりご愛顧をいただいております。
高島屋京都店さま
作品の審査基準が、厳しい高島屋京都店美術部にて展示会を開催させていただいております。
大丸京都店さま
大丸京都店様は、祖父の代より、お取引をして頂いております。
京都伊勢丹さま
京都伊勢丹様にて、展示会を開催させていただきました。
窯元直売価格で、ご提供
当サイトでは、窯元からの直売となっております。
そのため、清水焼の手づくりの茶道具をリーズナブルな価格でお買いもとめいただけます。
その理由は、中間流通手数料が無料だからです。
同じ品質の製品であれば、 お得な価格でご購入いただけます。
安心の返金保証
当窯元の茶道具の製造および発送には、万全の注意を払っております。
しかし、万が一配送などのトラブルでの不良品がございましたら、速やかにご連絡ください。すぐに商品を交換させていただきます。
※返送料は無料
また、不良品以外でも、
- 商品が気に入らなかった
- 思っていたものとちがう
そんなときにも、ご連絡ください。
商品の代金を全額を「返金」または「交換」させていただきます。
※返送料のみお客さまのご負担
四季の美とご縁を大切に
四季折々の美しい草花。そして季節のうつろいを描いた茶碗。
仏教の教えにもとづいた「七宝」の文様と光源氏が愛した「青海波」で、四季の花をつつみこみます。
縁起のよい文様とあなた自身の健康はもちろん、家族の繁栄とつながりのある人の幸せの願う茶碗。
お茶をいただくたびに、「四季の美しさ」と「ご縁」の大切さを思いださせてくれる抹茶碗となります。
ごあいさつ
現代は、インターネットやSNSで人とのつながりは多くなっています。
しかし、自分自身との対話や本当の深いつながりは減ってきているように感じられます。
また、生活の欧米化で「季節感」もなくなりつつあります。
この茶碗をお使いになるたびに、大切なご縁、そして四季の美しさ感じていただければと思い作りました。
ライン・FAX注文
ご注文は、インターネットのオンライン注文が最優先となります。しかし、「ライン・FAX」でのご注文も大歓迎いたします。
ライン・FAX注文のお支払いは「銀行振込み」と「ゆうパック代引き」のみとなります。
化粧箱(無料)もしくは、木箱(桐・別途1500円税込)をお選びください。
ライン・FAXでのご注文は、以下のボタンを押してください。
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大口注文(同一商品5個以上ご注文)につきましては割引価格を適用いたします。
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