さいりゅう もえぎ えいほうさく
今回ご紹介するのは、萌葱色(もえぎいろ)の抹茶碗。
京都らしい和の「はんなり」した色合いに仕あげました。
「もえぎ色」(萌葱色)とは、萌えでる葱(ねぎ)や草木の新芽(しんめ)のような明るい黄緑色のことをいいます。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/05650e5c7770ac086849cd6a0dfb477c.jpg)
この「もえぎ色」は、平安時代からもちいられる和の色。
平安時代の絵巻物語である「源氏物語」に、はじめてこの「もえぎ色」が登場します。
もえぎ色が現れる源氏物語は、次の一節となります。
このようなえらい方々のおそばに並ぶと、明石(あかし・女性の名前)は圧倒されるはずであるのに、必ずしもそうではない。
身のこなしなど意味ありげで、こちらが恥ずかしくなるくらいであるし、その心の底を知りたく心ひかれる深みがあり、
どことなく気品がただよい優雅に見えるのである。
柳の織物の細長(ほそなが・平安貴族の着物)に、萌黄(=萌葱・もえぎ)であろうか、
小袿(こうちぎ)を着て、羅(うすもの)の裳(も)のさりげなく見えるのをつけて、
ことさら卑下(ひげ)しているけれども、その物腰も、気のせいにしても奥ゆかしく感じられ軽々しくは扱えない。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/fb34500e5d4cb889d0e2f837a363d758.jpg)
和の色でリラックスしたお茶時間を
やさしい和の「もえぎ色」が緑の抹茶にも良く映えます。
甘い和菓子と一緒にめしあがれば、あなたの気持ちも思わずホッコリするでしょう。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/41d9fa397ba7965e646c9c00aaedbd44.jpg)
また、この製品は窯元の直売のため中間手数料が無料となります。職人の手づくりであってもリーズナブルな価格でご購入いただけます。
和の色と土のぬくもりの茶碗
※パソコンでご覧の方は、クリックで画像拡大します。
もえぎ色と白が織りなす彩流
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/47bd4da3e954e8d6cd7ec5ad49608d36.jpg)
茶碗の正面です。淡いグリーンの「もえぎ色」と淡い黄色かかった白が混ざりあうような彩流(さいりゅう)と言う「うわぐすり」の色あい。
シンプルなカタチと色で普段使いに最適
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/bcbb638643ac425683406993c89a786c.jpg)
茶碗のカタチは、まっすぐ上に伸びる形です。シンプルなカタチと色合いで普段使いに最適な抹茶碗となっています。
職人のロクロ成形の手づくり感
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/fa03f2ed90ff8dcec853ae6c08ea4fe6.jpg)
茶碗の左側から見た写真です。ろくろ成形による指のラインで、やさしい手づくり感のある茶碗となっています。
茶が冷めにくい深いカタチ
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/17877f03e7e077e80653e6c4a689819d.jpg)
茶碗のカタチは、深さのあるものとなっています。茶が冷めにくくなっています。土に気泡が多いので、保温性も高くなります。
落ち着いたマットな色
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/2fd6ec22594d21ab2b09a7056b64d23c.jpg)
茶碗右側の写真です。テカテカしたツヤのないマットな色合い。落ち着いた和の色です。あなたの気持ちもリラックス。
食洗機・電子レンジ使用可◯
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/bcbb638643ac425683406993c89a786c-1.jpg)
食洗機や電子レンジでの使用も可能となっています。ご自宅で抹茶を楽しむために使いやすくなっています。
やわらかい「もえぎ色」と白
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/1e24a21e7ab55ae348cd212ab90031f5.jpg)
茶碗を真上から見た写真です。淡い緑とやさしいクリーム色に近い白を塗り分けた、やさしいコントラストとなります。
窯の炎で焼いた味わい
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/f543bb1b7aa6cea3ac6ebf1413eea571.jpg)
ところどころ炎で焼かれたあとも残ります。 淡い緑の「もえぎ色」とあたたかい味ある白が織りなす手づくりならではの味わいがあります。
土のぬくもりと保温性を考慮
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/7bf858eb457e16d45145a1f67db15ae8.jpg)
土は、やや荒いザックリとした天然ものを使用。土に気泡が多いため保温性あります。また、土のぬくもりや風情も楽しめる一碗となっています。
お茶のお稽古にも
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/12/ecd657da80df98d73f3172d1b080bd06-1.jpg)
お茶のお稽古にも、もちろんお使いいただけます。初心者でも、クリーミーで美味しい茶をたてやすい素材だからです。
クリーミーな茶をたてやすい
茶道の経験のない人ににも、クリーミーでおいしい茶をたてやすい仕あがりです。
それは、茶碗の表面の素材に理由があります。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/e9ad3a5b8a79b04bfd2669d453f366db.jpg)
この茶碗の表面に少しザラつきがあります。このザラザラした素材のため、茶せんを振る際にシャカシャカとなります。
そのため、茶が泡だちやすくなるのです。
シャカシャカ泡立つ
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/11/2019-10-31-11.49.52.jpg)
茶碗の表面が少しザラザラしていると、茶せんが「シャカシャカ」となり、抹茶が泡立ちやすくなります。
クリーミーで美味しい抹茶
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/11/2019-10-31-11.48.29.jpg)
茶道の経験のない、あなたでも、クリーミーで美味しい抹茶をたてやすくなります。
女性の手にしっくりくるサイズと重さ
茶碗のカタチにより一見大きく見えます。茶せんを振りやすくして茶をたてやすいようにするためです。
しかし、女性に手にもちょうど良いサイズとなっています。
以下の画像は、当窯元の女性職人が手に持った写真です。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/a39296a441d5a095af62df76abe13e98.jpg)
また、重さは240グラム。標準的な茶碗より、少し重みをもたせてます。
ある程度の重みがあることで、茶碗が安定し、茶を点てやすくなるからです。
また、土の地肌のぬくもりが手に伝わるつくりにしております。
お茶がたてやすく、使い勝手もよい
茶せんが振りやすい広さ
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/db3180c46a1804cb17f0084b09572a48.jpg)
「100本立ての茶せん」でも、余裕のある見込み(内側)のサイズ。茶せんを振りやすいので、しっかりと美味しい茶をたてられます。
飲み口は玉縁で欠けにくい
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/06c46202f2c9d20d154ba552373167ec.jpg)
「玉縁」(たまぶち)とは、飲み口を丸く、少し厚みをもたせて仕上げることです。飲み口が欠けにくくなります。
女性にピッタリなサイズ
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/bcbb638643ac425683406993c89a786c-3.jpg)
茶碗サイズの標準の口径12センチより少し小さい11.7センチ。高さ約7.5センチ。一見大ぶりに見えますがやや小さめサイズ。
清水焼窯元の印
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/09acaf4428e6db0231e4a3c528009ded.jpg)
清水焼の茶道具を専門に70年以上つくり続ける「京都はしもと製陶所」。そのブランドのひとつである「永豊」(えいほう)の陶印。
持ちやすく安定する高台
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/d5521ce8727573a30bf26c90954e569a.jpg)
茶をたてる前に、お湯で茶碗をあたためます。その、お湯を捨てるときにも、持ちやすく、とり落とす心配がありません。
梱包も私たちの大切なしごと
私たちは、商品の梱包にも、細心の注意をはらっております。
化粧箱付き
![化粧箱の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/07/1894172d88ab0292c2e8e0054b5aaca1.jpg)
化粧箱(紙箱)にて梱包してお届けします。紺色と白の和紙の表面の美しい箱となります。
厚手のウレタンで包装
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/a5e195dcfaa49983c2284a6ad2a06969.jpg)
商品を白い和紙と厚手のウレタンにて包みます。その上で、化粧箱の中におさめます。
ダンボールで2重に梱包
![ダンボールに入った化粧箱の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/07/904e15107a3ab90447e095c9c65c8256.jpg)
化粧箱の、さらにその上からダンボールで梱包します。2重の箱に入れます。破損の心配はございません。
茶碗の由来の「しおり」付き
![茶碗の言われのしおりの画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/4c2352df7e26981489a12d4a1911ac20.jpg)
商品の添付のしおりです。作者の略歴や、茶碗の由来や意味などを説明しております。ご友人との会話にご利用ください。
![ギフトボックスにつきましての見出し画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/07/533d6694c9c2d638a6638a1405b8a5bc.jpg)
・価格 500円(税込)
木箱+ギフトボックスの場合は合計2000円(税込)となります。
・熨斗(のし)無料
※熨斗の種類・お名前は、ご購入画面下部の「備考欄」にご記入ください。
・手書きメッセージカード 無料
メッセージはご購入画面下部の「備考欄」にご記入ください。
※メッセージは20文字程度まで
・手さげ紙袋 無料
※ギフトボックスは、ご購入画面にて「ギフトボックス」をご選択ください。
化粧箱のギフトボックス
化粧箱(紙箱)入りの商品のギフトボックスは、以下の写真のようになります。
紅白の和紙で作られた京都寿紙工製の化粧箱。
「梅結び」のおめでたい水引をあしらっております。
![ギフトボックス紙箱(のし無し)の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/01/ffae092d807f050c9aea433507b6eaa1.jpg)
![ギフトボックス紙箱とのし(蝶結び)の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/01/254127dde4e256c3e393c887805e825e.jpg)
木箱のギフトボックス
木箱(桐)入りの商品のギフトボックスは、木箱を化粧箱のギフトボックスに納めて発送いたします。
「木箱入りのギフトボックス」は、ご購入画面にて「木箱」と「ギフトボックス」の両方をご選択ください。
+木箱1500円(税込)
+ギフトボックス500円(税込)
+合計2000円(税込)
「桐」の木箱
![箱書きをした桐箱の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/07/09ba7db529e92995442ce114e1373e53.jpg)
桐箱には、抹茶碗の作品名と作者名。そして当窯元の印を押し納品いたします。
厚手のウレタンで包む
![木箱の中でウレタンに包まれる茶碗の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/11/5abc06048813acfac6452f75b810cfad.jpg)
茶碗は、厚手のウレタンでしっかりと梱包のうえ、木箱におさめます。
木箱をさらに紅白の「化粧箱」の中におさめます。
化粧箱には、「梅結び」と言われる、水引をあしらっております。
![抹茶碗セットご自宅用のギフトボックスのし無しの画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/04/9d70972ffacb490e70405a02006d2381.jpg)
![抹茶碗セットご自宅用のギフトボックスののし有りの画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/04/df809ce29756b2a121add4d5a2dfc828.jpg)
※ご購入画面にて「木箱」と「ギフトボックス」をご選択ください。
※ギフトには、納品ご請求書などは梱包されません。
配送につきまして
配送につきましては以下の写真のように、ギフトボックスを「ウレタンとダンボールの外箱」に納めて発送いたします。
![ギフトボックスと木箱を入れる外箱の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/07/e08de7074d95fafb89a6837ef686e046.jpg)
![ギフト用の手さげ紙袋の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/04/420397aa71dea55fdd7de302ea8097ef.jpg)
![京都はしもと製陶所ロゴマークと京焼清水焼認定シールの画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2020/07/ef5329e8591a080c5709043d89d4c286.jpg)
清水焼の伝統技術でつくる
当窯元の製品は、全ての工程が自社生産。清水焼の熟練の職人がひとつひとつ手づくりで製造しております。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/4b7d27d972c94646f80c5a4a253e305a.jpg)
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/2019-04-28-18.27.54.jpg)
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/243562faf994fde70a6ad6184a683584.jpg)
和の色と土のぬくもりでお茶を
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/41d9fa397ba7965e646c9c00aaedbd44.jpg)
![当窯元の代表者の画像](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/07/f997728a6c6ea74e77ce487b96fb6be8.jpg)
この茶碗は、平安時代に現れる「もえぎ色」でやさしい和の色を表現してみました。
また、保温性については、現代のサーモカップと比べると、残念ながら保温性の高いものではございません。
しかし、保温力のある空気をためこむザックリとした土、適度な厚み、そして、ぬくもりのある土の風合い。
昔の陶芸職人が、あたたかい茶を楽しむための工夫を、たくさん盛り込んで手づくりした一碗となっております。
商品名 | 抹茶碗 彩流もえぎ |
価格 | 2,900円(税込) |
作家名 | 橋本永豊(えいほう) |
サイズ | 口径/約11.7cm 高さ/約8.2cm |
重さ | 約240g |
家電対応 | 食洗機/使用可◯ 電子レンジ/使用可◯ |
梱包 | 化粧箱(紙箱) |
注意点 | ※ 若干のサイズ・絵の色の濃淡やがございます。 商品はひとつひとつ手作りです。手作りの風合いとして、お楽しみください。 ※非常に微細な鉄粉(黒い点)やピンホール(透明な点)ががまれに出ます。天然の素材を使用しているため、非常に微細なものは残る場合が、ございます。ただし、大きなものは検品の際に排除しております。 |
※職人のひとつひとつ手づくりのため、在庫数に限りがございます。在庫切れの場合は、製造にお時間がかかります。ご注文は、お早めにお願いいたします。
再入荷についてのお問い合わせは、この商品ページの最下段の「ライン・メールお問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
ライン・FAX注文のご案内
ご注文は、インターネットのオンライン注文が最優先となります。しかし、「ライン・FAX」でのご注文も大歓迎いたします。
ライン・FAX注文のお支払いの「銀行振込み」のみとなります。
ライン・FAXでのご注文は、以下のボタンを押してください。ご案内のページへ移動します。
![](https://hseito.com/wp-content/uploads/2019/10/d832d761aad05aa292b5d2d042e62aee.jpg)
大口注文は、お問い合わせください
5個以上のご注文や小売店さまの卸売りは、次のお問い合わせボタンよりご連絡ください。
上記以外の商品についてや商品の再入荷なども、お気軽にご連絡ください。
以下のボタンを押すと、お問い合わせのご案内ページへ移動します。