(けんざんうつし・しろげしょうにさくら)
6500円 (化粧箱入り・税込)
※木箱入り(桐)別途1500円(税込)
ご購入画面で「木箱」をご選択ください。
桜の茶碗で飲むのが楽しみ
寒さのきびしい冬が終わりを告げると、あたたかい春がやってきます。
春に咲く花といえば、やはり「桜」ですよね。
万葉の古代から、今にいたるまで「桜」は、私たちにとって特別な花に変わりありません。
あなたは、今年はどこに「桜」を見に行きますか?
毎年毎年のことですが、私も春の一番の楽しみ。それはやっぱり桜の花見ですね。
そして、桜の茶碗で一服するのが何よりもの楽しみです。
乾山にならった桜の茶碗
今回、ご紹介する抹茶碗は、グレーの地に「うすいピンク」と白、そして桜を金彩でいろどったシンプルながらも、落ちついた桜の抹茶碗となります。
抹茶碗「乾山写 白化粧に桜」 (けんざんうつし・はけめ・さくら)のご紹介です。
「乾山写」(けんざんうつし)とは、江戸時代の陶芸家「尾形乾山」のことを指します。
尾形乾山の作品は、日本の重要文化財として14点もの作品が指定されています。京都、そして日本を代表する陶工のひとりとなります。
その名工「尾形乾山」の作品のひとつに
岡田美術館蔵
(おがたけんざんさく いろえ・たつかがわもん・すかしぼり・そりばち)
がございます。
以下のボタンを押していただくと、乾山の作品をごらんいただけます。(※岡田美術館のウェブサイトに移動します)
乾山の作風は、自由奔放な絵付けと素朴な味わいの絵柄に特長がございます。
この作品では、素朴な赤土に白化粧(しろげしょう)で作品全体を白くしています。
その白地の上に、文様化された紅葉が大胆に絵がいているのです。
素朴な味わいの中に、洗練されたデザイン性が、多くの人の目を惹きつけます。
乾山写とは、このような乾山の作風にならって作られた作品のことを言います。
ずっと見ていたい桜の茶碗
素朴かつ洗練された乾山の作品。
今回ご紹介する抹茶碗は、その乾山にならった作風のものとなります。
素朴で落ち着いたグレーの地を、うっすらと白化粧でお化粧をします。その上に、かわいらしい薄ピンクと白、金彩で桜の花をえがきます。
手にとったときの風合いと派手すぎない桜の絵のバランス。
ずっと眺めていたい茶碗です。
素朴なあたたかみの中にも、洗練された華やかさのある京都の茶碗。
桜の季節になれば、桜の茶碗でゆっくりと一服したいものです。
商品詳細
※パソコンでご覧の方は、クリックで画像拡大します。
華やかで落ち着きある茶碗
茶碗の正面。素朴な赤土にうっすらと白化粧。落ち着いたグレーの地に京都らしい薄いピンクと白の桜をたっぷりと描いた茶碗です。
若葉の緑がアクセント
茶碗の左側。白とピンクの桜に明るいグリーンの若葉がアクセントとなり、桜の花を引きたてています。
やさしい雲母金で彩る
茶碗の右側。桜と桜のスペースには、雲母金(うんもきん)で演出。雲母金は、雲母と呼ばれる岩石からとれる、やさしい色あいの金。
茶碗後ろにもたっぷりと桜
茶碗の後ろ側。茶碗の後ろに絵がないのは、さびしいですね。後ろ側にも、たっぷりと桜の絵付けをしています。
白化粧にうかぶ紅色
茶碗を上から見たところ。淡い紅色の「御本手」(ごほんて)の火色が浮かびます。うすく塗られた白化粧とあいまって、素朴なあたたかみのある雰囲気。まだまだ寒さの残る春にあ温もりを感じさせてくれます。
茶碗内側にも描く
茶碗の内側にも、桜の花と枝を。まだツボミの桜も可憐に描かれています。茶碗内側に絵付けするのは手間がかかります。そのため内側に絵がない茶碗も多いのです。
伝統の「京絵の具」
伝統的な「京絵の具」を用いて様々な色で描いています。うすピンク・白の桜。明るいグリーンのしだれ枝。それを金彩で華やかに。京都の伝統色で、華やかながらも落ち着いた色合いです。
立体感のある桜
茶碗正面の絵柄を拡大です。職人の手描きによって丁寧に桜の花を絵付けしています。京絵の具は、色の部分が少し盛りあがって立体感がでることも特長です。
使いやすさへのこだわり
正面がわかる
「内側の桜の絵が目印」になり、茶碗を清めるときにも、正面がわかりやすくなっています。お客さまに出すときにも、正面を間ちがいません。
口紅で欠けにくい
飲み口は「口紅」(くちべに)で仕あげ。鉄分の多い絵の具で口を塗ります。茶碗の見ためを引きしめ、飲み口が欠けにくいい作り。
茶せんを振りやすい
100本立ての茶せんでも、余裕のある茶碗内のサイズ。茶せんを振りやすく、美味しい茶をたてられます。お客さまにもよろんでもらえます。
抹茶碗に最適な素材
京焼の名工「乾山」(けんざん)の作風にならい、赤土にうすい白化粧を施しています。華やかながらも素朴かつ温かみある抹茶碗で温もりを感じさせます。
美味しい抹茶ができる
フンワリと泡だつクリーミーな抹茶。桜の季節には、そんな優しい味わいのお茶をいただきたいもの。茶せんを振りやすいカタチと土の素材により、美味しい抹茶を点てることができます。
安定する高台
安定感のあるゆがみのない高台。キッチリとした高台の仕あげで、畳やテーブルの上でも安定。肩の力をぬいて茶をたてられます。
作者名は「城岳」
作者名は、「橋本城岳」(じょうがく)。 清水焼の茶道具を専門に70年以上つくり続けております。
絵柄が大きく見える
サイズは、抹茶碗の標準よりわずかに小さめ。11.8cm×高さ7.8cm。ですが絵柄が大きく見せつつ、女性の手におさまるサイズとなっています。
女性の手にしっくり
手にとった感じは女性の手のひらサイズの茶碗です。
口径は抹茶碗の標準サイズから数ミリ小さめですが、カタチは、茶碗の下のほうを少ししぼりこんでいます。そのため、
絵柄は大きく見えても、女性の手にしっくりくるサイズ感となります。
茶碗には、適度な「厚み」をもたせています。ひな祭りの時期は、まだまだ寒さの残る季節だからです。
そのため、茶碗の厚みとカタチで茶が冷めにくいようしております。
また、陶器の素材は、食器よりも保温性の高い土となっています。また、適度な重みは、茶をいただくときリッチな気分になります。
抹茶碗の素材やカタチにも、「茶道具専門の窯元の経験」をいかしております。
商品詳細
商品名 | 抹茶碗 乾山写 白化粧に桜 (けんざんうつし しろげしょうに さくら) |
価格 | ・紙箱入り(化粧箱) 6500円(税込) ※木箱入り(桐)別途1500円(税込) ご購入画面で「木箱」をご選択ください。 |
作家名 | 橋本城岳(じょうがく) |
サイズ | 口径/約11.8cm 高さ/約7.8cm |
重 さ | 約220g |
家電対応 | 食洗機/不可❌ 電子レンジ/不可❌ |
梱包 | ・紙箱入り(化粧箱) ・木箱(桐)入り 別途1500円(税込) ・ギフトボックス(化粧箱) 別途500円(税込) ※木箱とギフトボックスは、「ご購入画面」でご選択ください。 |
注意点 | ※ 若干のサイズ・絵の色の濃淡やがございます。 商品はひとつひとつ手作りです。手作りの風合いとして、お楽しみください。 ※非常に微細な鉄粉(黒い点)やピンホール(透明な点)ががまれに出ます。 天然の素材を使用しているため、非常に微細なものは残る場合がございます。 ただし、目立つものは検品の際に必ず排除しております。 |
窯元の直売価格でご提供
当サイトでは、窯元からの直売となっております。
そのため、清水焼の手づくりの茶道具をリーズナブルな価格でお買いもとめいただけます。
その理由は、
中間流通手数料が無料
同じ品質の製品であれば、 店頭価格のおよそ半額にて、あなたもご購入いただけます。
茶道具専門に創業70余年
当窯元は、創業から70年以上、京焼・清水焼の茶道具を専門に作りつづけております。
また、京都府陶磁器協同組合・青年部(現・副会長)に正式に所属する窯元となります。
京都府陶磁器協同組合所属
茶道具の専門の窯元
当窯元は、成形そして絵付け、
窯での焼き、発送まで
すべての工程を
おこなっております。
清水焼の職人の手しごと
職人のろくろ成形
茶碗の成形は、熟練職人のロクロ成形。「トンボ」と呼ばれる道具でサイズをキチンとはかります。
削りで仕あげる
ロクロ成形のあとは、削りしあげをします。茶碗の「厚み」や「重さ」を調整。ひとつひとつ丁寧に職人が削りあげていきます。
炎と土の芸術
成形をした茶碗を窯で焼くのが「本焼き」(ほんやき)。1250℃の高温で焼きしめます。窯から吹きだす炎。陶芸は、「炎と土の芸術」と言われます。
桜をていねいに手描き
本焼きが終わると絵付け。白とピンクの桜を清水焼の熟練の職人が描きます。ひとつひとつの花びらをていねいに丁寧に絵付けをしていきます。
金彩でいろどる
「金」の絵の具を用いて桜の葉や花に色づけしていきます。金彩によって京焼らしい華やかな印象と絵柄に仕あげていきます。
錦のように浮かびあがる絵
絵付けのあとは、「錦窯」(にしきがま)にて絵を焼き付けます。焼きあがると、錦のように鮮やかな色絵が浮かびあがることから、錦窯と呼ばれます。
抹茶碗づくりの熟練職人が
あなたの品物を
ひとつひとつ手づくりで
ていねいに仕あげます
当窯元の実績
おかげさまで創業より70年以上、多くのお取引さまよりご愛顧をいただいております。
高島屋京都店さま
大丸京都店さま
京都伊勢丹さま
梱包も大切なしごと
私たちは、梱包にも細心のご配慮をしております。
当商品の製造はもちろんのこと、梱包や発送にも万全の注意を払っております。
紙箱入り(化粧箱)
美しい化粧箱入り
箱の表面に和紙を貼った美しい「化粧箱」に入れてお届けします。箱も京都の職人の手づくりのものです。
ウレタンでしっかり包む
作品は、和紙と厚手のウレタンでしっかりと梱包。化粧箱のなかキッチリとおさめます。
ダンボール箱で2重梱包
化粧箱の上からダンボール箱で梱包。2重の箱に入れます。破損の心配はございません。
茶碗の説明の「しおり」付
「しおり」には、作者の略歴、作品の由来を説明しております。お客さまへのおもてなしにご利用ください。また、作品のお手入れ方法も解説。
木箱につきまして
※木箱(桐)は別途1500円(税込)
ご購入画面にて「木箱」をご選択ください。
木箱(桐)
木箱は「桐箱」となっております。
木箱は別途1500円(税込)となります。
木箱ご希望の場合は、
「ご購入画面」にて木箱をご選択ください。
おかげさまで当窯元では創業から約80年、発送による破損はございません。
ギフトボックス
・価格 500円(税込)
木箱+ギフトボックスの場合は合計2000円(税込)となります。
・熨斗(のし)無料
※熨斗の種類・お名前は、ご購入画面下部の「備考欄」にご記入ください。
・手書きメッセージカード 無料
メッセージはご購入画面下部の「備考欄」にご記入ください。
※メッセージは20文字程度まで
・手さげ紙袋 無料
※ギフトボックスは、ご購入画面にて「ギフトボックス」をご選択ください。
化粧箱のギフトボックス
化粧箱(紙箱)入りの商品のギフトボックスは、以下の写真のようになります。
紅白の和紙で作られた京都寿紙工製の化粧箱。
「梅結び」のおめでたい水引をあしらっております。
木箱のギフトボックス
木箱(桐)入りの商品のギフトボックスは、木箱を化粧箱のギフトボックスに納めて発送いたします。
「木箱入りのギフトボックス」は、ご購入画面にて「木箱」と「ギフトボックス」の両方をご選択ください。
+木箱1500円(税込)
+ギフトボックス500円(税込)
+合計2000円(税込)
木箱(桐)
木箱は「桐箱」となっております。
木箱は別途1500円(税込)となります。
木箱ご希望の場合は、
「ご購入画面」にて木箱をご選択ください。
おかげさまで当窯元では創業から約80年、発送による破損はございません。
木箱をさらに紅白の「化粧箱」の中におさめます。
化粧箱には、「梅結び」と言われる、水引をあしらっております。
※ご購入画面にて「木箱」と「ギフトボックス」をご選択ください。
※ギフトには、納品ご請求書などは梱包されません。
配送につきまして
配送につきましては以下の写真のように、ギフトボックスを「ウレタンとダンボールの外箱」に納めて発送いたします。
「紙箱入り」の商品を「木箱入り」でご希望の場合、ご注文申込み画面でギフトボックス木箱をご選択ください。
木箱入り(桐箱)にて発送いたします。
おかげさまで当窯元では、
創業から70年以上、
一度も発送による破損は
ございません。
安心の返金保証
当窯元の茶道具の製造および発送には、万全の注意を払っております。
しかし、万が一配送などのトラブルでの不良品がございましたら、速やかにご連絡ください。すぐに商品を交換させていただきます。(※返送料は無料)
また、不良品以外でも、
- 商品が気に入らなかった
- 思っていたものとちがう
そんなときにも、ご連絡ください。
商品の代金を全額を返金させていただきます。(※返送料のみお客さまのご負担)
お支払いもカンタン
ご注文時のお支払いは、以下のさまざまな方法をご用意しております。
あなたのお好きなお支払い方法でお申し込みください。
・クレジットカード(5%還元)
自動入力補助と会員登録で次回からご入力不要
・アマゾンペイ(5%還元)
アマゾンIDで最短2クリックでご注文完了!
・銀行振込み
お近くのATMやネットバンキングでお支払い。
・後払い
商品が届いてから郵便局・銀行・コンビニにてお支払い。
手に持つ道具は、人の手で作られたもので・・・
手に持ってお使いになる道具は、人の手で作られたもので。
なぜなら、
職人は、茶碗を作るとき、
何十回も手にとるからです。
- ロクロでつくるとき
- 削りしあげをするときも
- うわぐすりを塗るとき
- 窯に入れるとき
- 絵を付けときも
何十回も手にとって作業をするなかで、
人の手に使いやすい道具とは
「どんなものか?」
がわかってくるのです。
長く大切に使える
今の世の中は、大量生産そして大量消費の時代です。
しかし、あなたもお気に入りの手づくりのものは長く大切にお使いになるでしょう。
たしかに、手づくりのものは高価です。
ですが、人の手で作られたもの、「あなたのお気に入りのもの」は、
すこし値段が高くても
あなたも大切に長く
お使いではないですか?
大切なお客さまへの
おもてなし
娘さまの初節句や、女性への
贈りもの
あなたの自身のための
いやしの「お茶時間」
清水焼の手づくりのものを長く、そして大事にお使いいただければと思っております。
おかげさまで、当窯元の製品は多くの「お客さまの声」をいただき、
長く大切に使わせていただきます
とのうれしいお言葉をちょうだいしております。
名工・乾山にならって作る
尾形乾山(おがた・けんざん)は、京焼・清水焼の名工中の名工です。
今回は、その乾山の作風にならい桜の茶碗を製作いたしました。
春をはなやかに鮮やかに彩る桜。
その桜を、落ち着きのあるグレーの地に、白い化粧で薄化粧をほどこします。そこに桜をピンクと白、そして金彩で彩りました。
華やかながらも、素朴かつ落ちつきと温かみのある桜の茶碗にしてみました。
桜の茶碗で頂くのが楽しみ
冬が終わりを告げると、あたたかい春がやってきます。
春になれば、日本のあちこちで桜の花が開きはじめます。
もう少しあたたかかくなってきたら、桜の茶碗でお茶をいただくのが本当に楽しみです。
春のやわらかい日ざしのなか、花ひらく桜。
この桜の季節に、京都からの抹茶碗で優雅なひとときをお過ごしください。
ご注文は、お早めに
当窯元の製品は、工房直売ため、とてもリーズナブルな価格となっております。
ただし、手づくりのため大量生産はいたしかねます
在庫切れの場合、
製作にはかなりのお時間を
いただかねばなりません。
とくに、「季節もの」の商品は、来年まで再生産できない場合もございます。
そのため、ご注文はお早めにお願いもうしあげます。
※再入荷についてのお問い合わせは、この商品ページの最下段の「ライン・メールお問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
ラインとFAXのご注文
ご注文は、インターネットのオンライン注文が最優先となります。しかし、「ライン・FAX」でのご注文も大歓迎いたします。
ライン・FAX注文のお支払いは「銀行振込み」と「ゆうパック代引き」のみとなります。
ライン・FAXでのご注文は、以下のボタンを押してください。
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