夏茶碗や平茶碗は、茶道で夏にもちいる茶碗です。
そのなかでも、京焼・清水焼の平茶碗をひとつは使ってみたいと思いますよね。
ただ、京焼・清水焼の夏茶碗といっても、すぐに思いつきません。
じつは、京焼・清水焼は、窯元によって技法がちがうことが特長です。
そのため、茶碗のバリエーションがたくさんあります。たくさんの種類から、どれを選んでよいのかわからなくなってしまいます。
そこで、この記事ではプロの陶芸家の私から見て、リーズナブルな価格の京焼・清水焼の茶道の夏の平茶碗を厳選して紹介いたしましょう。
あわせて、紹介した夏茶碗を買える通販サイトやお店も紹介していきます。
この中から、あなたのお気に入りの夏の平茶碗を、ぜひ見つけてください。
1.平茶碗 六瓢 小倉亨作
楽天市場 京焼・清水焼専門店松韻堂 より引用
1つめにご紹介するのは、「平茶碗 六瓢(むびょう)」小倉亨(おぐらとおる)作です。
「六瓢」(むびょう)とは、6つのひょうたんの絵のことを言います。
六瓢=むびょう=無病息災(むびょうそくさい)の意味を表します。
そのため、昔から縁起のよい絵として人気があるのです。
絵柄については、色あいの異なる6つの「ひょうたん」が手描きで描かれています。
楽天市場 京焼・清水焼専門店松韻堂 より引用
それぞれの「ひょうたん」が豊かな色彩でいきいきと描かれいるのが特長です。
また、ひょうたんととツル、そして葉の重なりが絵に奥ゆきを感じさせます。うるさくない絵柄で、シンプルで涼しげな印象をあたえます。
そして、ひょうたんの絵柄のため、夏全般を通してお使いいただけます。
次に、茶碗の底の赤い色は、「御本手」(ごほんて)と呼ばれるものです。
楽天市場 京焼・清水焼専門店松韻堂 より引用
この御本手の色の出方は、茶碗1つ1つで多少変わります。商品によって写真と色合いが少し違うこともあります。
御本手は、陶芸の窯での焼き方によって、どうしても違いがでてしまうからです。
楽天市場 京焼・清水焼専門店松韻堂 より引用
このサイズは、通常の平茶碗とくらべ、やや深さのあるサイズです。深さがあると茶をたてやすくなります。
平茶碗では、深さがあると茶をコボしにくいからです。
反対に、あまり浅いカタチであれば茶を点てにくい茶碗となります。それは、茶せんを振るときに、茶がコボれやすくなってしまうからです。
この記事では、茶をたてやすいカタチの夏茶碗や絵柄の選び方などは、以下の記事をご参照ください。
また、「平茶碗 六瓢」は、プレゼントにも最適です。
六瓢(むびょう)の絵柄は、無病息災(むびょうそくさい)を意味するからです。
ご年配の方、たとえば父母・祖父母への誕生日のプレゼントや退職祝いにもよいでしょう。
いつまでも元気に使っていただきたいという思いをこめて贈りましょう。
商品詳細は、以下のようになっています。
商品名:平茶碗 六瓢
作者:小倉亨(おぐら・とおる)
価格:5,800円(税込み)
サイズ:直径15センチ 高さ6センチ
重さ:240グラム
電子レンジ・食洗機:不可
箱:化粧箱(紙箱)
さいごに、「平茶碗 六瓢」を購入できるお店をご紹介します。
通販では、楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂(しょういんどう)がオススメです。
こちらのお店は京焼・清水焼の専門店となっているからです。
また、お店のオーナーの谷口さんは、ご自身も陶芸家として活躍されています。そのため、陶芸の専門知識についても、とても詳しい方です。
店舗でご購入の場合は、以下のサイトをご参照ください。
2.青釉平茶碗 林山作
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
つづいて、ご紹介するのは「青釉(あおぐすり)平茶碗」で林山(りんざん)作となります。
目にも鮮やかなマリンブルーの色が、夏を涼しげに演出してくれる夏茶碗です。
深みのあるブルーの色は、抹茶のグリーンによく映えるでしょう。
ただ、この深みのある青色は、実際には、もうすこし藍色で透明感はありません。
この青釉は、伝統的な「うわぐすり」の一つ「海鼠釉」(なまこゆう)が使われているからです。
以下の写真は、青釉平茶碗の内側の色の画像です。
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
つぎの写真は、私の工房でテストした「海鼠釉」(なまこゆう)の画像です。
海鼠釉は、写真のように透明感のない、少し白く乳ダクした深みのある青色です。
逆に、透明感のあるブルーをお求めの方は、「トルコ青」などの色の抹茶碗を選ばれるとによいでしょう。
以下の画像は、私の工房の窯で焼いた「トルコ青」の画像です。
また、青釉平茶碗は、普段使いの食器としても使いやすいでしょう。
それは、茶碗に絵柄がないからです。また、この青い色は、野菜などの盛り付けも楽しいでしょう。
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
深みのある青色が野菜の緑や抹茶のグリーンにも、とても映えるでしょう。
そして、価格は1,500円と非常にリーズナブルとなっています。清水焼の職人の手づくりの茶碗としは破格の値段と言えます。
ちなみに、茶碗の作者の林山陶苑さんは、ご夫婦で陶芸の職人をされている方です。
商品名:青釉(あおぐすり) 平茶碗
作者:炭山清谷窯(すみやま・きよたにがま)
林山陶苑(りんざんとうえん)
価格:1,500円(税込み)
サイズ:直径15センチ 高さ6センチ
重さ:240グラム
電子レンジ・食洗機:OK
さいごに、「青釉平茶碗」をご購入できる通販サイトは以下のとなります。
また、店舗でお買い求めの場合は、以下のサイトをご参照ください。
3.平茶碗 金魚 小倉亨作
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
3つめに、ご紹介するのは「平茶碗 金魚」(ひらちゃわん・きんぎょ)小倉亨(おぐら・とおる)作です。
かわいらしい金魚が描かれた平茶碗となります。
平茶碗金魚は、夏祭りの金魚すくいをイメージさせます。夏の季節感を演出できる絵柄ですね。
季節感を大切にする茶道には、ピッタリの夏の平茶碗でしょう。
絵柄は、 素朴なタッチで描かれスッキリした印象です。抹茶のグリーンをジャマしないほどの絵の量となっています。
茶のグリーンを池の水に見たてて、かわいらしい金魚を眺めながら抹茶をいただくのも良いですね。
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
ただし、絵柄のタッチはやや雑な印象を受けます。
しかし、「5,800円」という手ごろな価格を考えるとお買い得といえるでしょう。
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
また、平茶碗金魚は、茶道のお稽古用にも最適です。金魚の絵柄の位置が、茶碗正面のちょうど反対側にあるからです。
それにより、茶碗正面がわかりやすくなります。
そのため、茶道の初心者にも、お子さまの練習用にも最適な茶碗となります。
茶道のお稽古に使いやすい抹茶碗については、以下の記事をご参照ください。
そして、商品詳細は以下となります。
商品名:平茶碗 金魚
作者:小倉亨(おぐらとおる)
価格:5,800円(税込み)
サイズ:直径15センチ 高さ6センチ
重さ:240グラム
箱:化粧箱(紙箱)
電子レンジ・食洗機:不可
さいごに、「平茶碗 金魚」を購入できるところをご紹介いたします。
通販では、以下のサイトがオススメです。
実店舗でご購入の場合は、以下の店舗がございます。
4.京焼三島抹茶碗:紫彩花紋平茶碗
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
ひきつづき、ご紹介するのは「紫彩花紋・平茶碗」(しさいはなもん・ひらちゃわん)です。
写真のように、紫色に金のアクセントが美しく上品な平茶碗となります。
この茶碗の文様は、「三島」(みしま)と呼ばれる伝統技法となります。
「三島」とは、文様をハンコで押します。ハンコでおして凹みます。その凹んだところに白い土を塗り込むことで、このような模様となるのです。
「三島」という名前の由来についてです。
一説では、静岡県の三島市にある「三嶋大社」(みしまたいしゃ)が、その昔に発行していた暦(こよみ)から名づけられたと言われています。
三嶋大社の暦(こよみ)に書かれた「かな文字」が、模様のように見えました。そのため、この模様が「三島」と呼ばれるようになったとのことです。
以下の写真は、三島暦(みしまごよみ)と三島模様の茶碗の画像です。
三島市役所ホームページ より引用
また、この「三島」という技法を使う陶芸家は、たくさんいらっしゃいます。
しかし、この紫彩花紋平茶碗の三島模様は、陶芸家である私の知るかぎり、最も美しいものだと思います。
つぎの写真は、私が持っている同じ紫彩花紋のお皿の画像です。
紫彩花紋平茶碗をご購入で注意するポイントです。
この茶碗は、 そのため、ワレや欠けなど取り扱いにご注意ください。
理由は、とてもに薄く、繊細なつくりとなっているからです。茶碗の重さが180グラムですのからかなり薄い作りだとお考えください。
また、茶碗の外側はあっさりとした「刷毛目」(はけめ)となります。
「刷毛目」とは、茶碗の表面に白い泥を刷毛(はけ)で塗る方法です。
以下の写真は、この茶碗の外側の刷毛目の画像です。
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂はこちら
以上のように、 「紫彩花紋 平茶碗 」プロの陶芸家からみても、非常に美しい「三島」の夏茶碗としてオススメです。
商品詳細は、以下のとおりとなります。
商品名:紫彩花紋 平茶碗
作者:森里陶楽 陶楽窯
価格:8,640円(税込み)
サイズ:直径15.5センチ 高さ5センチ
重さ:180グラム
箱:化粧箱(紙箱)
電子レンジ:不可
食洗機:不可
さいごのこの紫彩花紋平茶碗をご購入できるところをご紹介します。
通販では、以下のサイトとなります。
また、実店舗でお買い求めの場合は、以下のサイトをご参照ください。
5.夏茶碗 鉾の絵 山岡善昇作
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
5つめのご紹介は、夏茶碗「鉾の絵」(ほこのえ)、山岡善昇(やまおか・ぜんしょう)作です。
絵の描き方が、非常にていねいで繊細(せんさい)なところがオススメの夏茶碗となります。
この茶碗の作者「山岡善昇」さんの描く絵は、 京焼のなかでも非常に繊細で美しいものです。
京焼・清水焼の職人は数多くいらっしゃいます。その中でも、とくに腕のよい本モノの職人となります。
私も同じ業界の職人として見ならうべき職人のひとりだと考えております。
山岡善昇るさんの受賞歴やプロフィールは、以下のリンクをご参照ください。
京もの専門店「みやび」より引用
そして、価格は21,600円となります。人によっては高いと思われるかもしれません。
しかし、「夏茶碗 鉾の絵」は、とても精密でていねいに絵が描かれていますので、けして高いとは思いません。
次の写真は、夏茶碗「鉾の絵」の長刀鉾(なぎなたぼこ)を拡大したものです。
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
写真のように、祇園祭(ぎおんまつり)の鉾の絵を、非常に精密なタッチで描いています。
鉾の屋根の金を盛り上げて描かれた模様や、鉾にはられた幕にいたるまで、とても細かく丁寧に絵付されています。
じつは、陶器に絵をつけるのは、紙に絵をかくのとは技術的にかなりちがいます。
紙に絵を描くことにくらべ、とてもむずかしいのです。理由は、陶器の表面は、ツルツルとしているからです。
ツルツルした表面のため、絵の具がのりにくくて描きづらいのです。
次の写真は、私の工房で茶碗に絵付けをしている画像です。
写真のように、陶器に細かい絵をつけるのは、むずかしいものなのです。
ですので、この「夏茶碗 鉾の絵」は、非常に細かい絵がていねいに描いてあることがおわかりいただけると思います。
価格は、21,600円と人によっては、高いと思われるでしょう。
しかし、ご説明したように、「夏茶碗 鉾の絵」は、繊細で美しい絵付けと、数々の受賞歴を持つ熟練職人の作品ということでオススメとなります。
商品詳細は、以下の通りです。
商品名:夏茶碗 鉾の絵(ほこのえ)
作者:山岡善昇(やまおかぜんしょう)
価格:21,600円
サイズ:直径15センチ 高さ6センチ
重さ:240グラム
箱:木箱
食洗機:不可
電子レンジ:不可
また、「夏茶碗 鉾の絵」をご購入できる通販サイトを以下となります。
店舗でお買い求めの方は、以下のお店でご購入できます。
6.宝泉作 平茶碗スイカ
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
ご紹介をつづけましょう。つぎは、京焼・清水焼の窯元(かまもと)、宝泉作(ほうせん)の「平茶碗 スイカ」です。
写真をごらんの通りの、まさに「スイカ」の抹茶碗となります。
スイカを夏の平茶碗にすることで、「遊び心」があることがオススメのポイントです。
茶道の面白さの一つに、いかにお客さまに「サプライズ」を演出するのか? とういことがあります。
たとえば、次の写真のように、何も絵のない真っ白の茶碗で茶をだされたとします。
しかし、 茶を飲みほすと、茶碗の底にニッコリ笑う「お福さんの顔」があらわれるなどです。
他にも、一見真っ黒なナツメ(茶葉を入れる入れもの)があるとします。
しかし、そのナツメをよく見ると、びっしりと満開の桜が彫ってある。そして、ナツメの名前が「夜桜」となっていたりします。
私も、お茶を始めるまでは、茶道具は「古びたシブい茶碗」をありがたがる、ワケのわからないシブ好みを「わび・さび」だと思っていました。
しかし、お茶の道具は「シャレとトンチ」の宝庫です。
さりげなく見えて、小さな部分がとんでもなく凝っていたり。サプライズがヒソんでいて、客をハッとさせるのです。
ナゾときのような演出をして、お客さまに発見してもらうのが「もてなし」です。今日の茶会では、いくつわかってもらえるか・・・・・・
「平茶碗 スイカ」は、そんな遊び心あふれた、夏の抹茶碗といえます。
また、姉妹品として、黄色のスイカも用意されています。
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
そして商品詳細は、以下となります。
商品名:平茶碗 西瓜(スイカ)
作者:前田宝泉(まえだほうせん)
価格:5,800円(税込み)
サイズ:直径14.5センチ 高さ6センチ
重さ:190グラム
箱:化粧箱(紙箱)
食洗機:不可
電子レンジ:不可
さいごに、「平茶碗 スイカ」を購入できるサイトは、以下となります。
また、店舗でお買い求めの方は、次のサイトをご参照ください。
7.平茶碗 瑠璃釉 夏の星空
楽天市場 茶道具・抹茶・八女茶の芳香園 より引用
7つめのご紹介は、「平茶碗 瑠璃釉(るりゆう) 夏の星空」 八木海峰作(やぎ・かいほう)です。
夏の星座と銀色の月が描かれた、ステキな茶碗となっています。
輝く星が茶碗の中と外側にちりばめてあります。そのため、茶をいただきつついろんな角度から星座をながめるのが楽しい茶碗です。
楽天市場 茶道具・抹茶・八女茶の芳香園 より引用
ただ1点ご注意していただきたいことがあります。それは、「銀色の絵の具」は、サビやすいのです。
以下の画像は、サビてしまった銀色の絵の具の画像となります。
茶碗に「銀色」が使われているものは、使ったあと水分をすぐにふきとるようにしてください。
※絵の具にプラチナを使用したものは、サビにくくなります。
茶碗本体の色は、写真では黒く見えます。
しかし、実際の色は深みのある紺色となっています。
次の画像は、平茶碗 瑠璃釉 夏の星空の姉妹品の「射手座」の茶碗です。
楽天市場 茶道具・抹茶・八女茶の芳香園 より引用
実際は、上記の画像のほうが、実際の「瑠璃釉」にちかい色あいとなります。
商品名の「瑠璃釉」(るりゆう)とは、青味のかかった黒色の「うわぐすり」のことだからです。
また、黒っぽい色の抹茶碗は、抹茶碗のグリーンがよく映えます。
「平茶碗 夏の星空」は、夏の星座と銀色の月が美しい、そして、抹茶のグリーンがよく映える茶碗となります。
商品詳細は、以下のとおりです。
商品名:平茶碗 夏の星空
作者:八木海峰(やぎ・かいほう)作
価格:7,700円(税込み)
箱:化粧箱(紙箱)
食洗機:不可
電子レンジ:不可
「平茶碗 夏の星空」を購入できるサイトは、以下となります。
8.花結晶平茶碗 縹 陶あん作
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
さいごに、ご紹介するのは「花結晶・平茶碗 縹」(はなけっしょう・ひらちゃわん・はなだ)で陶あん(とうあん)作となります。
うすい黄色の下地の色に、鮮やかなブルーの結晶の花の模様が美しい茶碗です。
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
じつは、この結晶は、亜鉛華(あえんか)という鉱石を材料にもちいることで、このような模様となります。
この結晶は、絵を描いてつけられた模様ではありません。
亜鉛華(あえんか)という材料を陶芸の窯(かま)で焼きます。窯で焼くことで、自然に花のような模様となるのです。
一見、なんの変哲もない岩石です。それが、このような美しい模様を作ります。そう考えると、陶芸とは不思議なものですね。
また、「平茶碗 花結晶 縹」は、「磁器」(じき)という土で作られています。
楽天市場 京焼清水焼専門店・松韻堂 より引用
この「磁器」という土は、汚れがつきにくいという特長がございます。写真のように、土のキメが細かく、汚れが入りにくいからです。
そのため、普段使いとしても使いやすいでしょう。
ただし、「磁器」の茶碗の表面は、お茶を少したてにくいという欠点があります。
茶碗の表面がツルツルしすぎているからです。
茶碗の表面の素材のちがいで、「お茶のたてやすさが変わる」のです。この点については、以下の記事をご参照ください。
商品名:花結晶平茶碗 縹(はなだ)
作者:陶あん(とうあん)作
価格:7,560円(税込み)
サイズ:直径15センチ 高さ6センチ
箱:化粧箱(紙箱)
食洗機:不可
電子レンジ:不可
※販売店の表示では、「電子レンジ不可」とあります。
しかし、「花結晶 平茶碗 縹」は、電子レンジでお使いになれます。理由は、この結晶模様は絵付けされたものではないからです。
電子レンジでお使いになれない茶碗は、「金・銀」で絵がかかれたものだけとなります。
さいごに、「花結晶 平茶碗 縹」をご購入できるサイトは、以下となります。
店舗にて、直接ご購入の場合は、以下のサイトをご参照ください。
まとめ
今回は、京焼・清水焼の平茶碗の中でも、リーズナブルな価格のものご紹介しました。
あらためて感じたのは、京焼・清水焼には、たくさんのバリエーションがあることです。
その中から、あなたのお気に入りを見つけることは、なかなかむずかしいことだと思います。
さらに、「抹茶碗は、抹茶を飲むためだけの茶碗」です。
そのため、抹茶のいただくためだけに、「茶碗を購入するのはもったいない」とお考えの人もおられると思います。
しかし、京都の職人たちは、抹茶を飲むためだけの茶碗をつくるために、自分の持つすべての技術をそそぎこんでるのです。
そして、抹茶のための茶碗を用いることで、本当においしいお茶をたてることができるのです。
そして、「お茶の楽しむ時間」は、あなたの暮らしを、きっと豊かなものにしてくれるのではないでしょうか?
また、関連記事として、夏茶碗・平茶碗の選び方については、以下の記事をご参照ください。
この記事では、茶をたてやすいカタチの平茶碗の選び方や、平茶碗をもちいる時期、そして絵柄の選び方についても解説しております。
また、通常の抹茶碗の選び方についてのくわしい解説は、以下の関連記事を参照してください。
この記事では、おいしい茶をたてやすい茶碗のカタチや、素材、茶道のお稽古に最適な抹茶碗の選び方を解説しております。
読んでいただければ、使いやすく、そしてお客さまにも喜ばれる「抹茶碗の選び方」がわかるようになるでしょう。
また、「京都はしもと製陶所」では、「橋本城岳」(はしもと・じょうがく)のブランドで職人手づくりの清水焼の茶道具や食器を作っております。
当窯元では、工房から通販の直売にて、お客さまにお届けしています。
そのため、「高品質でも低価格」でご購入いただけます。
よろしければ、「京都はしもと製陶所サイト」の橋本城岳作の商品ページも、ぜひご覧になってください。