小さな公園に一輪だけ咲いた「菖蒲」(あやめ)。
独特な紫の色が、「日本の菖蒲と違うのかな?」 と思っていました。
そこへ、この「あやめ」を植えた年配のオジサンが。
お聞きしてみると、これは、「ジャーマンアイリス」というドイツの「あやめ」だということです。
このジャーマンアイリスは、もともと地中海地方の原産です。
このアイリスは、古くから「勇気」と「知恵」の象徴なのだそうです。
紀元前のエジプトの王の墓にも、このジャーマンアイリスの絵が彫られているものがあるそうです。
「知恵」と「勇気」の象徴。
ジャーマンアイリスが、一輪。堂々たる姿で立つ姿は、知恵と勇気を持つ王者の風格を感じさせます。